ルノーF1
FIAは、ルノーのヨーロッパGP出走停止に対する控訴に対して、国際控訴裁判所が8月17日(月)に公聴会を開催することを発表した。

公聴会はパリで午後10時から開始され、評決は8月18日(火)の午後に発表される。

ルノーは、ハンガリーGPでアロンソのホイールを完全に閉めないままピットアウトさせ、ターン9でアロンソのマシンからホイールが外れた。

スチュワードは、ルノーがホイールが完全に閉められていないことを知りつつアロンソをピットからスタートさせ、その後もドライバーにそのことを伝えなかったと判断。安全上に問題があったとして、ルノーに次戦ヨーロッパGPでの出走停止を言い渡した。

スチゥワードは、ルノーがF1スポーティング・レギュレーション第3.2項“競技者は、プラクティスとレースを通してマシンに適格性と安全性を満たしていることを保証しなければならない”の項目に違反したとの結論を下した。

ルノーはまた第23.1項“「安全であるとき」のみピットストップからマシンをリリースさせる”という項目にも違反していることが明らかになっている。

ルノーの訴えが支持されなければ、ルノーは8月23日のヨーロッパGPに出走できない。

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム