プジョー、ル・マンから撤退
プジョーは、スポーツカー耐久レースプログラムを終了することを発表した。

プジョーは、スポーツカーレースにおいてアウディの最大のライバルであり、2007年からル・マン24時間や関連シリーズでディーゼル・エンジンを搭載する908プロトタイプを走らせてきた。

「この決定は、ヨーロッパの厳しい経済環境において下されました」とプジョーは声明で述べた。

「プジョーは、2012年に販売パフォーマンスにリソースを集中させることを選びました」

2009年のル・マンでの勝利は、プジョーの最大の成功であり、昨年は今年から世界耐久選手権(WEC)へとシリーズが移行するインターコンチネンタル・ル・マン・カップ(ILMC)でタイトルを獲得した。

スポーツカー耐久レースから撤退するという決定は、プジョー・グループの自動車販売の傾きによるものだが、アウディとプジョーとのバトルが期待されていたWECの発展にとっては大きな打撃となるだろう。

2012年からトヨタが新たにLMP1プログラムに着手しているが、今年は完全には参戦しないとされており、ポルシェも2014年からの参戦となっている。

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カテゴリー: F1 / F1関連 / ル・マン24時間レース