ホンダ
昨年、期待外れなシーズンを過ごしたホンダだが、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ホンダがF1復帰を成功させると確信していると語る。

昨年、F1に復帰したホンダはパワーユニットの信頼性とパワー不足により、散々なシーズンに耐えた。

しかし、ホンダは冬の間にパワーユニットの鍵となる大幅な改良を施し、結果を出してくるだろうとトト・ヴォルフは予想する。

「ホンダは、多くのリソースのある巨大な組織だ。彼のパワーユニット2015年に最も開発曲線を示した」

「彼らにとって非常に厳しい一年だったが、それでもシーズンを通しての進歩という面で彼ら達成したことは非常に良かった。今後、彼らが手強い競争相手になることに疑いはない」

メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・カウエルも、ホンダは2015年よりもずっと良くなるだろうと考えている。

「ホンダは短期間で入ってきて、公衆の面前で学んでいるところだ。だが、彼らは強く決意をしており、強く決意を持ったマクラーレンと組んでいる」

「我々はマクラーレンがデータ主導型のアプローチに関してどのような仕事をするかわかっているし、彼らは大きなゲインを得るだろう」

しかし、アンディ・カウエルは、F1エンジンの熱効率の改善を考えれば、ホンダが採用した“サイズゼロ”はベストな方法ではない場合もあることを示唆している。

また、トト・ヴォルフは、2016年からメルセデスのパワーユニットを搭載するマノーが有望な結果を出すと予想する。

「マノーは大きなステップアップを果たすだろう。エンジンだけではなくね」とトト・ヴォルフはコメント。メルセデスは、育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインがマノーのシートを獲得する手助けをしている。

「まとまりのある優れた集団だ。適切な予算と姿勢のがあり、印象的で個性を発揮しており、そして、パスカルがクルマに乗る」

「クルマとドライバーが関心を集めることになると思うし、堅実にミッドフィールドを走ると確信している」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム