マクラーレン・ホンダ F1 2016 シンガポール 予選
マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの予選で、フェルナンド・アロンソが9番手、ジェンソン・バトンが13番手だった。

フェルナンド・アロンソ (9番手)
「今はひとまずうれしく思っている。予選でQ3に進出することが最初の目標だったけど、次の目標はレースで競争力のある走りをすることだ。ただ、僕たちのペースは今日もまだそれほどよくなかったし、少し苦労した。実際、今週末はいいペースをなかなか掴めずにいる」

「それでも明日に向けて改善できればと思っている。レースでは戦略がカギとなるだろう。僕たちにとって状況が少し好転することを願っている。特に好スタートを切り、1コーナーの進入時にアタックを仕掛け、1周目の最後にいい位置につけることができた場合には、好転するのではと期待している。ダメージをどれだけ抑えられるかが重要になるかもしれない。明日なにができるのか見てみよう」

ジェンソン・バトン (13番手)
「予選前までは、本当に厳しい状況が続いてした。ただ、マシンにいくつか変更を施したことで、今夜はとてもいい感触を得られた。一部のセットアップを微調整したことで自信が持てるようになり、予選ではマシンの実力を最大限に引き出すことができた。Q2の最後のラップでは、14コーナーの出口でコースの外側に少しそれてしまい、壁と軽く接触した。その衝撃でリア左側のホイールが破損し、タイヤがパンクした。これは僕のミスだ。Q3への進出は現実的なものだった。タイヤがパンクするまでは、Q2の最終ラップはフェルナンドのラップとほぼ同等のタイムだった。僕たちのロングランのペースはあまりよくないので、難しいレースになる可能性はある。ただ、セーフティカーが導入されて、少し動きが出るタイミングが恐らくあるだろうし、どんなことも起こり得る」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「問題が発生した昨日のフリー走行を考えると、今日の予選ではうまくばん回することができました。両マシンともそこそこのグリップを得ることができ、ハンドリングバランスが改善しました。エンジニアたちは昨夜から今朝にかけて冷静にそれを実現してくれましたが、そのことに対して『よくやった』と言わせてください。ジェンソンは14コーナーの出口で壁と軽く接触したあと、タイヤがパンクするという不運に見舞われ、Q3に進出することができませんでした。一方、フェルナンドは順調にQ3まで進出し、最速で効率のいいラップをまとめ上げた結果、9番手のポジションを獲得しました。明日の決勝では、両ドライバーともクリーンサイドのグリッドからスタートするので、それによって少しメリットを得るでしょう。そして、いつも長く難しい展開となるナイトレースにおいて、経験豊富な2人がワールドチャンピオンシップポイントを獲得するために全力を尽くしてくれることは間違いありません」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1シンガポールGP