マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、F1バーレーンGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが12番手タイム、ジェンソン・バトンが19番手タイムだった。

フェルナンド・アロンソ (12番手)
「今日は物事がとても順調に進み、すべてのコンディションにおいてマシンに好感触を得られた。明日はマシンの性能を最大限に引き出し、良い結果が残せるように全力を尽く。ただ、今日はまだ金曜日だということを忘れてはいけない」

「上海では、金曜日のフリー走行では僕たちもなかなかの走りができたのに、土曜日の予選結果はそれほど良くなかった。これは、金曜日に他チームが我々よりも多くの燃料を搭載していたためだ。そうは言っても、僕たちはレースごとに中位陣との差を縮めつつある。正しい方向に進んでいることは確かなので、もう少しスピードアップできるよう頑張っていく。ここバーレンでは、前回のレースからまだ4日しか経っていないので“特効薬”はないけど、マシンの性能を多少改善することは可能だ。残念ながら、ジェンソンの一日は僕と同じようにはいかなかったので、チームとして一部情報収集できなかった部分があるけど、明日、挽回できるようにしたい」

ジェンソン・バトン (19番手)
「今日は良い一日ではなかったけど、少なくともマシンに関する有効なデータをたくさん入手することができた。ただ、少し残念なのは、今日は空力データを得るために両マシンのセットアップをかなり変えて臨んだにもかかわらず、結局、僕のマシンではそのメリットが得られなかった。これ以上、問題が出ないことを願っている。問題が発生しなければ、明日はちゃんと走ることができるだろうし、それによってマシンの状態を確認することもできる。明日以降になにが待ち受けていようと、難しい週末になることは確かだ。そうなることはわかっていたし、予選もまた難しい状況になることは間違いない」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「今日のマクラーレン・ホンダはチーム内で明暗がくっきり分かれる結果となった。フェルナンドは午前中のセッションをトラブルなく順調にこなし、午後も不運に見舞われることもなく予定どおりプログラムを実施した。一方、ジェンソンにとってはフラストレーションがたまる一日となった。長時間にわたる中断を2回も余儀なくされたために、1回目のフリー走行だけでなく、2回目も十分に走ることができなかった。ジェンソンには申し訳ないと思っている。ただ、貴重なデータを収集することはできたので、今夜、エンジニアがそのデータを解析する予定だ。現時点で我々のペースがどれぐらいなのかを予測することはできない。フェルナンドの2回目のフリー走行でのベストラップタイムは同フリー走行でトップに立ったニコ・ロズベルグのタイムから1.5秒差だったが、これは我々が目指すタイムではない。ただ、これは我々の進化が常にまっすぐではないにしろ、全体的にはポジティブな方向で進んでいることを示すものだと思っている」

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