ホンダ F1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、プレシーズンテストに発生した新型F1パワーユニットのトラブルはダイナモでは見られなかったことだとし、他チームと比較したパフォーマンスレベルを懸念していることを認める。

マクラーレン・ホンダは、プレシーズンテストで大きな注目を浴びた。ただ、それは良い意味でのものではなく、多発するホンダの新型F1パワーユニットのトラブルが主な話題だった。

このようなトラブルは予想していたかと質問された長谷川祐介は「もちろん、予想していませんでした。もちろん、我々はパワーマンスレベルはわかっていましたが、他チームのレベルはわかっていませんでしたし、比較という点では、状況はちょっと気がかりです」とコメント。

「我々がメルボルンで非常に良い結果を期待するのはあまりに楽観的だと思います。しかし、トラブルという点では、もちろん、このような多種多様な問題に見舞われるとは予想していませんでした」

「発生した全てのことは、ダイナモ上でも見られなかったことだと思っています。特に2日目のトラブルと今週の初日のトラブルは予想していませんでした」

「もちろん、期待外れでしたが、私にとっては、我々がメルボルンまでに問題を見つけられたのは良いことです。もちとん、走行時間を妨げてしまったのは、テストにためにはいいことではありませんが」

長谷川祐介は、2017年版のホンダのF1エンジンは、去年までのものよりも優れていると主張するが、ライバルも冬の間に彼らのエンジンを向上させてきたと語る。

「もちろん、我々もエンジンパフォーマンスのレベルは改善しました。ですが、他チームのパワーユニット改善の方が良いように見えますし、我々よりも高そうです。我々はさらに遅れをとることになるかもしれませんし、それは非常に期待外れです」

「セッティングという点では、この2週か何でやれることはいくつかあると思います。今後2週間で我々はエンジンのチューニング方法を見つけていくつもりです。間違いなくもっと良いパフォーマンスを発揮できるはずです」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ホンダF1