フェラーリ F1シンガポールGP 結果
フェラーリは、F1シンガポールGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが10位、ジャンカルロ・フィジケラは13位だった。

ここまで連続表彰台を続けていたキミ・ライコネンだったが、フェラーリはシンガポールGPのコースに苦戦。KERSのメリットも少なく、12番グリッドからスタートしたライコネンは後方でのレースを余儀なくされ、10位でフィニッシュするのがやっとだった。

ジャンカルロ・フィジケラも、まだ不慣れなマシンで奮闘したが13位に終わった。

キミ・ライコネン (10位)
「これ以上は無理だった。クルマは至るところでスライドしていたし、グリップがなかった。ソフトタイヤを履いた最後のパートでは状況は少し改善されたけど、そうなるにはあまりに遅すぎた。中嶋に接近して、何度か追い越すためにリスクを冒そうとしたけど、ここでは前の人がミスしない限り、オーバーテイクするのは本当に難しい。来週の鈴鹿で状況が大きく変わるとは思わない。空力面でクルマにとても厳しいトラックだし、僕たちはそのエリアが欠けている。そうは言っても、全力を尽くすつもりだよ」

ジャンカルロ・フィジケラ (13位)
「体力的にも精神的にも非常にタフなレースだった。ペースはフェラーリの水準ではなかったし、僕たちはそれを受け入れなければならない。グリップがなくて、マシンをトラックに留まらせるのに苦労していた。最後にソフトタイヤを履いたときは、クルマのハンドリングは改善されたし、良いラップタイムを刻むことができた。スーティルに引っかかっていたので、最初のピットストップでトラフィックを抜け出そうとしていたけど、そのあとのセーフティカーによって、その動きは望んでいた結果を与えてはくれなかった。KERSはここではモンツァほど要因とはならなかった。スタートでは何台かパスできたし、そのあとは主にポジションを守るために役に立った。これから僕たちは本物のトラックである鈴鹿へ向かう。今年を考えると、あるレースで強かったクルマが次のレースでは弱かったりするので、予想することは難しい」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1シンガポールGP