フェラーリ 「簡単な決断ではない。適切な時間をかけたい」
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、2014年のドライバーラインアップの決定について“適切な時間”を費やすと述べた。

ドイツとイタリアでは、すでにキミ・ライコネンとフェラーリが契約済みだとも報じられているが、フェラーリはいまだ決断に至っていないと主張している。

フェリペ・マッサの後任ドライバーとしてはニコ・ヒュルケンベルグの名前も浮上しているが、契約が成立しなければフェリペ・マッサ残留の可能性もまだゼロではない。

キミ・ライコネンがフェラーリに復帰すれば、2010年にライコネンに代わってフェラーリに加入して事実上の“ナンバー1”ドライバーとなっているフェルナンド・アロンソの立場にプレッシャーがかかり、チーム内に問題が生じるかもしれない。

ステファノ・ドメニカリは2014年のドライバーラインアップについて「チームにとって確実にベストな決定をしたいので、適切な時間をかけて行いたい」とコメント。

「我々がまだ決断していないという事実は、まだ全て要素を検討する必要があるということだ。全てを検討して正しい決断をしたい」

「まとまり次第発表し、それについて話すつもりだ。我々にとっては簡単な決断ではない」

キミ・ライコネンがフェラーリで“ナンバー2”の立場を受け入れる可能性は低く、この契約がまとまった場合、フェルナンド・アロンソの動向に注目が集まるだろう。

セバスチャン・ベッテルがランキングでのリードを広げるなか、フェルナンド・アロンソとフェラーリの間では緊張が高まっているが、ステファノ・ドメニカリは今でもフェルナンド・アロンソがチームの原動力だと述べた。

「フェルナンドがリーダーであることに疑いはない。そして、フェルナンドとフェラーリには何でも可能だ。フェルナンドはそのことを良くわかっている」

「我々は自分たちの目標に集中している。それは共に勝利することだ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ