フェラーリ 2012年F1マシン
フェラーリの首脳陣が2012年F1マシンについて「美しくない」と口を揃えるのは、ノーズに目立った段差があるせいだとみられている。

フェラーリのチーム代表のステファノ・ドメニカリやルカ・ディ・モンテゼモーロは、コードネーム663と呼ばれる2012年マシンの外見を「美しくはない」「不細工」だと表現している。

「それほど美しくはない。テクニカルレギュレーションで定義された形状にそれほど余地が残されていないからね」とステファノ・ドメニカリは語った。

ステファノ・ドメニカリは、おそらくクラッシュした際にドライバーの安全を改善するためにノーズの高さを下げた2012年の規約調整に言及しているものと思われる。

ノーズ高は下げられているが、ダッシュバルクヘッド(モノコックとノーズコーンの接合部分)の最大高は変わらないため、フェラーリの低いノーズはモノコックのフロント部分から急激に下がっていくとみられている。

いくつかの情報源は、まだ正式名称が発表されていないフェラーリの2012年マシンの図面や画像を見たと主張しているが、フェルナンド・アロンソは昨年マシンと外見が「かなり似ている」と主張した。

「ここ2年で規約も明確化してきて、どのマシンもみんな似てきている」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ