2017年F1マシン 9秒
2017年のF1マシンは、現在よりもラップタイムが9秒短縮すると予想しているF1チームがいると Auto Motor und Sport が報じている。

F1は2017年に大幅なレギュレーション変更が行われ、F1チームは今シーズンを戦う一方で、2017年F1マシンの開発を進めている。

報道によると、FIAは、サイズが大きくなるピレリの2017年F1タイヤの開発を援助するために、F1チームにこれまでのシミュレーションデータを共有するよう依頼したという。

「だが、事実はどれくらいで、どれくらいがフィクションだろう?」と Auto Motor und Sport は疑問を投げかけている。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「全員が全てを渡しているとは思えない」と認める。

マクラーレンのエリック・ブーリエは、数値に“装飾的な値”が含まれていると疑い、ウィリアムズのパット・シモンズは「いくつかの数字は、真剣には受け止められないほど並はずれている」と語っている。

実際、匿名で提出されたチーム間の数値の変動はかなり大きいとされ、あるチームは来年のダウンフォース増加は5%とする一方で、別のチームは130%と予想しているという。

報じられたところによると、エンジンメーカー(ホンダとされる)は、来年22%のパワーブーストを予想しているという。その場合、潜在的に200馬力のアップという驚異的な改善となる。

2017年のダウンフォースは、理論的にドラッグを増やし、トップスピードを減少されるが、あるチームは2017年にストレートスピードが130%速くなると断言している。

「それが事実であるならば、我々全員が何かを逃してきたということになる」とパット・シモンズは語る。

予想されたラップタイムも非常にばらつきがあり、あるチームは4秒、別のチームはバルセロナで1分16秒台になると考えているという。

「それは9秒の増加ということになる。彼らがそれを実現した場合、間違いなくワールドチャンピオンシップを制するだろう」

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カテゴリー: F1 / F1マシン