角田裕毅 F1サンパウロGPスプリント予選18番手「ラップ自体は悪くなかった」

角田裕毅は、フリー走行(FP1)で早々にスピンし、バリアに軽く接触する場面もあったが、チームの迅速な修復により走行を再開。ロングランとショートランの両方をこなしたうえでスプリント予選に臨んだ。
しかし、グリップ不足に苦しみ、SQ1で敗退という悔しい結果となった。
「ラップ自体は実際のところ悪くなかったし、特に大きなミスも見当たらなかったので、SQ1を突破できなかったのは残念です」と角田裕毅はコメント。
「周全体でグリップに苦しみましたし、プラクティスでも同じような状況でした。これまでのところ僕たちにとってはそれが大きな課題です」
「もちろん、プラクティスで少し走行時間を失ったのは痛かったですが、SQ1の結果に大きな影響があったわけではありません。最終的にはロングランとショートランの両方をこなすことができたので、それは明日に向けてプラスになります」
「天気がどうなるかは分かりませんが、混ざったコンディションになるかもしれません。どちらの方がいいかは特に希望はありません」

レッドブルはこの日、マックス・フェルスタッペンも6番手に留まり、チームとして苦しい金曜となった。
テクニカルディレクターのピエール・ワシェは「ソフトタイヤでの挙動が予想外に悪く、何か問題を抱えている可能性がある。両方のマシンで発生しており、夜のうちに原因を徹底的に調べる」とコメントしており、スプリント本番に向けてマシンバランスの修正が急務となる。
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