角田裕毅 フェルスタッペンとの差放置のレッドブルは「あり得ない」と元F1王者
角田裕毅とマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスの差について2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグがレッドブルを批判。その格差の大きさに疑問を呈した。

フェルスタッペンはイタリアGPでポールポジションを獲得し、モンツァでコースレコードを樹立。F1史上最速の平均速度でのラップも記録した。

一方のチームメイト角田裕毅は、スピードの殿堂で10番手にとどまり、フェルスタッペンより0.7秒以上遅いタイムに終わった。

ロズベルグは、この両者の差を「説明できない」と表現し、レッドブルがこの問題を解決できていない状況を「クレイジー」だと語った。

ドイツ人のロズベルグは、これが長年続いているチームの「2台目シート問題」であると指摘。ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、リアム・ローソンが昇格してもフェルスタッペンの隣で十分な結果を残せなかった過去を挙げた。さらに、セルジオ・ペレスでさえ当初は改善の兆しを見せたが、最終的には同じ運命をたどったと語った。

「これはもう何年も続いている。そして今回もまた、角田はマックス・フェルスタッペンから0.7秒以上離されている。説明がつかない」

「理解できない。角田は素晴らしい…彼はレーシングカーの運転方法を知っている」

「それなのに、どうしてまたこんなに大きく差が開いてしまうんだ? 彼らがこの問題に解決策を見つけられないなんてクレイジーだ」

角田裕毅 F1 レッドブル

日本人ドライバーの角田裕毅は、フェルスタッペンと同じ仕様のRB21を完全には与えられていないが、ロズベルグはそれでも両者がもっと接近していなければならないと主張する。

「聞くところによると、彼のマシンはマックス・フェルスタッペンのものと100%同じではないらしい。だが、それで0.7秒も違うわけがない。せいぜい0.1秒程度だろう」

「うん、これは残念だ。角田には同情する。これは本当に、本当に厳しい一日だった」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ニコ・ロズベルグ