角田裕毅 F1イタリアGPで接触のローソンに激怒「超えてはいけないライン」
角田裕毅(レッドブル)は、F1イタリアGP決勝でのレース中にレーシングブルズのリアム・ローソンと接触し、大きなダメージを負ったことに強い不満を示した。ポイント獲得の可能性を潰す展開に「本当に悔しい」と語り、同じレッドブル所属のドライバーに対する厳しい言葉を投げかけた。

レース序盤は手応えを得ていた角田裕毅だったが、中盤でローソンと絡み、マシンに致命的なダメージを負って後退。「不必要な動きだった」とし、接触を引き起こしたローソンの判断を批判した。実際、無線でも苛立ちを隠さなかった。

角田裕毅:「どんなダメージ?」
ウッディ:「右側のフロアにダメージがある」

レース後も無線でこの件が話題となり、角田裕毅は不満をぶつけた。

ウッディ:「ローソンとの接触でかなりのダメージを負った。詳細はデブリーフィングのときに説明する」
角田裕毅:「何の意味があった?ばかげてる」

角田裕毅 F1 イタリアGP

Q:レースを振り返って?

角田裕毅:最初は問題なかったんですけど、2スティント目でポイント争いをしていない相手に邪魔されてしまって、大きなダメージを負いました。そのせいでペースを落とさざるを得なくなって、すごくフラストレーションが溜まりました。ポイントを狙って戦っていたのに、ローソンの不要な動きで台無しになってしまい、本当に残念です。

Q:ローソンに直接話すつもりは?

角田裕毅:そうですね。正直、これまでも彼は接触が多いし、アグレッシブすぎる部分があると思います。ただ、超えてはいけないラインは必ずあって、今回はそれを踏み越えてしまった。特に同じチームの屋根の下で戦っている以上、尊重とリスペクトが必要です。シートを巡る競争がどこよりも激しいのは理解していますが、それでもやっていいことと悪いことがある。とても残念です。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1イタリアGP