角田裕毅 F1カナダGP初日「クルマの感触は悪くなかった Q3進出を目指す」
角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1カナダGP初日の2回のフリー走行で堅実な走りを見せた。

1回目のセッションでは1分13秒927のベストタイムで11番手、27周を走行。続くFP2では1分12秒939までタイムを縮めるも、ポジションは15番手で終えた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差は0.273秒だった。周回数は35周に増え、データ収集に努めた形だ。

「今日のクルマの感触は悪くなかったです」と角田裕毅はコメント。

「明日に向けていくつか調整をしていて、それはいいことですし、少しラップタイムを稼げると思います」

「セットアップとバランスに関しては良い進歩がありましたけど、最終的には今日はそれだけでは足りませんでした。

「明日の目標はQ3に入ることですし、結果を最大限に引き出したいと思います」

角田裕毅 カナダGP F1 レッドブル・レーシング

角田裕毅は、エミリア・ロマーニャGPの予選でのクラッシュ以降、旧スペックのフロアで我慢が続いているが、どうやらカナダGPでの初日も旧スペックを搭載し、土曜日にようやく新スペックのフロアが導入されるようだ。

金曜セッション後のインタビューで、角田裕毅は「フィーリングは悪くなかった」と振り返りつつ、「明日に向けて何か加わるものがあるのは分かっている」とコメント。明言は避けたが、その“何か”がマシンの空力性能に影響する要素――すなわち新しいフロアである可能性をにじませた。

「明日投入される“何か”がどんな挙動を示すか、様子を見たい」と慎重ながらも自信をにじませた。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1カナダGP