角田裕毅 F1マイアミGP決勝「元チームメイトは一切助けてくれなかった!」
角田裕毅は、2025年F1 マイアミGPの決勝レースを10位でフィニッシュし、1ポイントを獲得した。

レースは複数のバーチャルセーフティカー(VSC)が導入される波乱の展開となった。予選10番手からスタートした角田裕毅は、レース中にピットレーン速度違反による5秒のタイムペナルティを受けたが、これをレース中に消化し、順位を維持した。

角田裕毅は安定した走行を続け、終盤には後方から迫るアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)との接戦を制し、0.168秒差で10位を守り切った。

この結果、角田裕毅は通算9ポイントを獲得してドライバーズランキングで11位に浮上した。

「タイムペナルティを受けたことで、あのポジションにいる必要はなかったし、自分にとってはレースをかなり難しくしてしまいました」

「しかも、元チームメイトは最後の数周で俺の助けになるようなことは一切してくれませんでした!アイザック(・ハジャー)はかなりペースを上げてきて、俺も必死にプッシュしてたけど、彼は何度も差を詰めてきました。5秒差をキープするのは本当に大変でしたが、やるべきことをやったし、ペースも最大限に引き出せたと思います」

「ポイントを獲得できたのはうれしかったですが、ペースには満足していません。チームとしても全体的にレースペースに苦しんでいたと思いますし、それは僕だけの問題ではなく、今後しっかりと見直していく必要があります」

「このレースでは自分にできることはすべてやりましたし、現時点で出せる限りの力は出し切ったつもりです。マシンを自分たちが望む状態に仕上げるのは簡単ではありませんが、これから改善を進めて、今後巻き返していけるよう努力していきます」

「週を重ねるごとにマシンへの自信も少しずつ深まってきていますので、必ずそのポテンシャルを引き出していきたいと思います」

角田裕毅 F1 マイアミGP

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1マイアミGP