角田裕毅 F1記者が悪態禁止令を回避するイギリス英語のスラングを伝授
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しかし、角田裕毅は心配する必要はなさそうだ。あるレポーターが、悪態の代わりに使えるイギリス英語のスラングをアドバイスしてくれたため、FIA(国際自動車連盟)から科される最高12万5000ドル(約1250万円)もの高額な罰金を回避できる可能性があるからだ。
角田裕毅は、F1 75のローンチイベント中にtalkSPORTのレポーターのインタビューに応じた。そのレポーターは角田裕毅に「fiddlesticks(ばかばかしい)」という単語を使うようアドバイスした。「fiddlesticks(フィルドスティック)」とは、人々が苛立ちや不快感を表す際に使う口語的な言葉である。
しかし、その言葉の意味を知らなかった角田裕毅は、この言葉を使って問題を起こさないように、レポーターに「fiddlesticks」の別の言い方は何かと尋ねた。
しかし、その記者は角田裕毅に心配は無用だと伝え、それは悪い言葉ではないと説明した。新しい言葉を学んで興奮した22号車のドライバーは、「あいつは本当にfiddlesticksだ! こんな感じ?」と、文章の中で使ってみた。
角田裕毅がこの俗語を悪態の代わりに使うことはできなくても、すでに他の表現を思いついているようだ。日本人のドライバーは、FIAの記者会見では、これまでF1ドライバーのマックス・フェルスタッペンをトラブルに巻き込んでいたFワードの代わりに「fudge it(ごまかす)」という表現を使うと冗談を言った。
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フェルスタッペンとオスカー・ピアストリがF1の悪態禁止令について意見を述べる
フェルスタッペンは、昨年シンガポールGPの記者会見中に悪態をついたことで初めてFIAから処分を受けることになった。当然ながら、厳格化された新たなルールについて意見を求められた際には、オランダ人はコメントを控えることにためらいを見せた。
しかし、オランダのメディアViaplayの取材に応じたフェルスタッペンはついに沈黙を破った。「全体的に見ると、少し極端だと思う。必要ないと思う」と彼は語った。
マクラーレンのドライバー、ピアストリも、ドライバーがテレビ中継中にどのように振る舞うかを監視するという統括団体の決定について意見を述べた。#81のドライバーは、同僚のほとんどとは異なり、FIAの取り組みを支持した。
「自然なことを言うことになると思う。マシンから降りているときは、礼儀正しく、適切な言葉遣いをすべきだ。でも、僕たちはアドレナリンが駆け巡る中で自分の仕事をしているアスリートだ。だから、それを止めることはできない」と、彼はtalkSPORT Drivingに語った。
カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ビザ・キャッシュアップRB