角田裕毅 レッドブルF1昇格への野心がなければ「間違っている」とRB代表
角田裕毅がレッドブルF1のシートを熱望していることをRBのチーム代表であるローラン・メキースは支持しており、レッドブル・レーシング昇格への野心がなければ「間違っている」と語った。

角田裕毅は2024年F1シーズン、RBの34ポイントのうち22ポイントを獲得しており、グランプリポイント獲得数は7回、リカルドは3回となっている。両者がレッドブルへのステップアップを果たすのに十分な成績を残せるかどうかはまだ分からない。

RBは最近、角田裕毅を2025年までチームに残留させるために契約を延長している。一方、チームメイトのダニエル・リカルドは、レッドブルチームへの復帰と、レッドブルのジュニアであるリアム・ローソンに代わってサイドラインに降格するという、矛盾した選択肢が同時に取り沙汰されている。

角田裕毅はRBと2025年までの契約延長にサイン
角田裕毅について「彼が何よりもそのマシンを運転してレースに勝ちたいと望んでいることを私は信じているし、そう願っている。我々も、彼がそのように成長できるよう手助けしようとしている。それが我々の仕事だ」とローラン・メキースは語った。

「彼は来年我々のために走るために契約を延長することに完全に満足していたか? そうだ、それは彼自身への質問だ。だが、彼が我々に語ったところによると、彼は非常に野心的であり、非常に野心的なチームを見ることができるし、適合性も明らかに機能している」

「彼の成長に役立っている。彼は信じられないほどのレベルのパフォーマンスで我々に恩返しをしてくれた」

2025年にレッドブルでドライブするのは誰か?
RB F1チームのCEOを務めるピーター・バイエルによると、RB F1のドライバーの1人がレッドブルへの昇格をまだ検討しているという。

レッドブルは、長い間パフォーマンスが低迷し厳しい 監視下に置かれていたにもかかわらず、セルジオ・ペレスが夏休み後もチームに残ることを確認した。ペレスは6月に新しい契約にサインしたばかりだが、それ以来その決断を正当化しておらず、新契約の期限が切れる前に交代させられる可能性があるとされている。

RBドライバーの両名ともこの役割を期待されていたが、角田裕毅が今年初めに2025年もRBに残留することを約束したため、そのチャンスは薄れたように見えた。24歳の角田選手にとって、いわゆるジュニアチームでの5年目となる。

しかし、ピーター・バイエルは、それがシニアチームでプレーする機会が決して訪れないという意味ではないと強調した。

「ヘルムート(レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコ)自身が言ったように、ツバメ一匹で夏が来たとは言えない(早合点は禁物)。つまり、裕毅がこのレベルで安定したレースを続ければ、レッドブル・レーシングのシート候補として検討されるということだ」

「彼がもう準備ができていると我々が考えるなら、それも選択肢のひとつだ。 そうすれば、リアム(・ローソン)と話し合うことになる。 多くの人がそう考えているにもかかわらず、我々は急いでいない。なぜなら、我々にはあらゆる選択肢があるからだ」

角田裕毅 RB・フォーミュラワン・チーム2025年は角田裕毅にとってRBでの5年目となる

ピーター・バイエルはまた、シーズン序盤に角田裕毅に楽に負けた 後はるかに強い調子を見せているリカルドを称賛した。

RBからレッドブルへのドライバーの昇格について、バイエルは「それが究極的に我々の使命であり、株主から与えられた使命である。もし、非常に強力なダニエルの隣で、彼がもう1シーズン必要だという意味であれば、それは選択肢のひとつとなり得る」

しかし、この発言はリカルドにとってまたしても裏目に出る結果を示しているのかもしれない。バイエルのコメントはリカルドが来年もF1に残ることへの期待を示しているが、同時にチームメイトの角田裕毅の昇格の可能性を優先事項として明確に挙げている。

「彼がもう準備ができていると我々が考えるなら、それも選択肢のひとつだ。 そうすれば、リアム(・ローソン)と話し合うことになる。 多くの人がそう考えているにもかかわらず、我々は急いでいない。なぜなら、我々にはあらゆる選択肢があるからだ」

ローソンは2025年にレッドブルの両チームに加入する可能性があるが、RBになる可能性が高い。バイエルはチームは時間をかけると主張したが、ヘルムート・マルコはローソンの将来が9月に発表されることを確認している。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB