角田裕毅 F1オーストラリアGP決勝「日本のファンに希望を与えられた」
角田裕毅は、2024年F1第3戦オーストラリアGPの決勝で8位でフィニッシュ。レース後にフェルナンド・アロンソにペナルティが科されたことで7位に昇格した。

8番グリッドからスタートした角田裕毅は、予選で上回ったアストンマーティン勢にレースでは抜かれたものの、終盤には力強いペースを示して後続を抑えて8位でチェッカー。上位5チームの一角であるメルセデスがダブルリタイアを喫し、フェルスタッペンがリタイアしたレースで、ミッドフィールドのトップでレースをフィニッシュするとい仕事をやってのけた。

さらにレース後にアロンソにペナルティが科されたことで、今季初入賞で6ポイントを加算した角田裕毅は、ビザ・キャッシュアップRBをコンストラクターズ選手権6位に押し上げ、ノーポイントに終わったチームメイトのダニエル・リカルドよりも競争力があることを示した。

「ようやくトップ10フィニッシュを果たすことができました!」と角田裕毅はコメント。

「チームは間違いなくそれに値するもので、とてもうれしいです! 週末を通じてとても安定していたし、マシンのフィーリングもすぐに良くなったので、このタイトなミッドフィールドでポイントを獲得するためには、すべてをまとめてクリーンなレースをするだけでしたし、今日はそれを達成することができました」

「ミスはなかったし、チームにとっても僕にとっても、この自信を次のレースにつなげることが重要です。クリーンなレースをするというのは簡単なことのように聞こえるかもしれませんが、ここ2戦はフラストレーションの多いレースだったので、生産的な再構築を経て、今日8位でフィニッシュできたことは間違いなく価値のあることです」
「 チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、レースごとに大きく進歩しているのがわかります。昨年のメルボルンと今年のメルボルンでのマシンの違いは印象的です。あのクルマに費やした作業量は膨大で、その成果は間違いなく出ています」

「正直なところ、他のチームがかなりペースを上げてきていたので、レースはそれほど簡単ではありませんでしたが、自分たちのパフォーマンスとチャンスを最大限に生かすことができてとてもうれしいし、最終的にジョージが無事だったと聞いてよかったです」

「この週末を通して、特にこの結果は日本へ向けて素晴らしいものだし、少なくとも日本のファンには希望を与えることができたと思います。母国グランプリでF1ポイントを獲得したことはないけど、マシンは良さそうだから今年も頑張ります」

「毎週自分をリセットしてきたし、昨年とは違ってクルマはとても安定しているので、それは強みです。僕自身は、これまでのレースから学び、チームのために何ができるかに集中するだけです。今は分析し、リセットして、また日本でプッシュする時です!」

角田裕毅 F1 オーストラリアGP

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / F1オーストラリアGP / ビザ・キャッシュアップRB