角田裕毅 「アルファタウリF1はバクーでウイングなしで走る必要がある」
角田裕毅は、アルファタウリF1チームがF1アゼルバイジャンGPで直線スピードの不足を補うために「ウィングなし」で走らなければならないと示唆した。

前戦F1オーストラリアGPで、角田裕毅はレースの多くをマクラーレンのオスカー・ピアストリと戦った後、10位でフィニッシュした。

アルバート・パークで最も速いスピードトラップ(2番目のインターミディエイトポイント)で角田裕毅は314.2 km/hで17番手に位置した。最速のセルジオ・ペレスは339.9km/hであり、20km/h以上遅い。

オーストラリアで今季初ポイントを獲得した後、角田裕毅はAT04のストレートでのパフォーマンスを「最悪(horrible)」と評した。

バクーで今季初開催されるスプリントフォーマットについてAutosportに尋ねられた角田裕毅は、ストレートでのスピードが最大の懸念であることを認めた。

「クレイジーなものになるでしょう」と角田裕毅は語った。

「でも、同時に今日はストレートでドラックが大きく、ストレートスピードも酷いものでした」

「だからバクーでは、直進スピードを最大化するために、少なくともウィングなしとか、そういうものが必要です」

角田裕毅はFP1でコースアウトし、新しい仕様のフロアを破損させたことで、オーストラリアでの週末に妥協を強いられた。

新仕様のフロアは2つしかなく、FP2以降ではニック・デ・フリースだけが使用した。これは、少なくともチームが週末全体で直接バック・トゥ・バックで比較を行ったことを意味する

「チームにとって理想的とはいえない古いフロアをある意味で無理やり使わなければならなかったのは僕のミスです」と角田裕毅は語った。

「自分でも申し訳なく思っています。でも、幸いなことに、僕たちのパフォーマンスを最大限に引き出すことができたと思います。パフォーマンスにはかなり満足しています。だから、バクーに行くのが楽しみです」

角田裕毅 F1 スクーデリア・アルファタウリ

角田裕毅がメルボルンの週末から得た最大のポジティブな点は、カオスを乗り切って13位から5位まで順位を上げた最終のスタンディングリスタートでの力強い蹴り出しだった。

その後の最後の赤旗により、順序は前のグリッドにリセットされたが、アルピーヌF1チームの2台が出場せず、カルロス・サインツがペナルティを受けたため、角田裕毅は10位に上がった。

「5位でフィニッシュする可能性もありました」と角田裕毅は語る。

「メガスタートで、1コーナーで6台をオーバーテイクしたので、アクシデントがなければ6位か5位でゴールできたと思います」

「だから、ちょっと悔しいですがど、仕方ないとですし、通常のポジションに戻らなければなりませんでした。10位は間違いなくポジティブな結果で、この結果を受け止めるべきだと思います。なぜなら、序盤から本当に、本当に難しいレースでしたし、ポイント圏内でフィニッシュできるとは思っていませんでした」

「でも、赤旗の後はちょっと悔しい思いをしました。赤旗が出た直後のスタートは、まったく意味がなかったですし、燃料を燃やすだけでした」

角田裕毅はまた、序盤にピアストリとの衝突を乗り越えたが、スチュワードからの処分はなかった。

「彼はフラっとターンインしてきたんだと思います。ちゃんと見ていませんが、接触がありました」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / F1アゼルバイジャンGP / スクーデリア・アルファタウリ