角田裕毅 「ピエール・ガスリーがいなければここまで進歩できなかった」 / 2022年 F1アブダビGP
角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)が、2022年F1最終戦アブダビGPへの意気込みを語った。

F1アブダビGPは、2021年のデビュー時から一緒に過ぎしてきたピエール・ガスリーとチームメイトとしての最後のレースとなり。F1グリッドで最大のプロマンス(男同士の友情)とされたコンビは解消されることになる。

角田裕毅は、ピエール・ガスリーに感謝し、最後のレースを一緒に楽しみたいと語る。

「サンパウロは、グリップを見つけることができず、最初から難しい時間でした。たとえピットレーンからスタートしなければならなかったとしても、レース前にマシンのセットアップを完全に変更できたことは少し助けになりました。でお、まだ車には完全に満足していませんでした。この最終戦に向けて、クルマのフィーリングを良くするための解決策を見つけられることを願っています」と角田裕毅はコメント。

「昨年のアブダビでの週末は、僕にとって素晴らしい週末でした。あそこでのシーズンの締めくくり方はとてもハッピーな思い出です。F1での最初の1年を締めくくる素晴らしい結果でした。予選8位、そしてピエールのわずか1つ上の4位でフィニッシュでき、素晴らしいチームリザルトでもありました。自分に何ができるかを示し、年末までに築き上げた自信をチームに示すことができたと感じました」

「今回も同じことができればいいのですが、去年のクルマの方が今年よりも良かったので、あまり期待していません。それでも、いつものやり方で週末に取り組み、どうなるか見ていきたいち思っています。ヤス・マリーナ・サーキットは非常にトリッキーで、最終セクターでのタイヤデグラデーションが問題になる可能性があるため、セットアップは中間のどこかにある必要があります。トラックのすべての部分に適した完璧なセットアップを行うことはできません」

「ピエールがいなくなるのは寂しいです。彼はトラックの内外で本当に良いチームメイトでした。僕たちはトラックから離れて本当の友達になり、プロとしても素晴らしい関係を築きました。特に昨年は、すべてのレースで彼から多くのことを学びました。彼がいなければ、僕はこれほどの進歩を遂げることはできなかったでしょう。だから、彼に心から感謝し、この最後のレース週末を一緒に楽しめることを願っています」

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