角田裕毅、アルファタウリ・ホンダF1でシート合わせ。テストが決定。今季中のFP1走行も視野
ホンダF1の伊勢区制ドライバーである角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダF1のマシンでシート合わせを完了。チームは11月4日(水)にF1エミリア・ロマーニャGPの舞台となるイモラ・サーキットでテスト走行を実施することを明らかにした。

今年FIA-F2に参戦する角田裕毅は、残り4レースでランキング3位につけており、F1スーパーライセンスを取得して2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たすと考えられている。

アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅がチームのファエンツァのファクトリーを訪れてシート合わせを実施したことをSNSで発表。あわせて、11月4日(水)にF1エミリア・ロマーニャGPの舞台となるイモラ・サーキットでテスト走行を実施することを明らかにした。角田裕毅にとってF1マシンでの初走行となる。

F1の規則では現行マシンでのインシーズンテストが禁じられているが、F1チームはFIAの許可を得れば、2年落ち以下のF1マシンを使用して走行距離無制限のテストを実施することが許可されている。そのため、角田裕毅が走らせるマシンは、トロロッソ・ホンダの2018年F1マシン『STR13』になる。

アルファタウリ・ホンダF1は、今回の角田裕毅のテストはフリー走行1回目出走の可能性にむけて資格を満たすためだと説明した。

「20歳の日本人レーサーは、レッドブルとホンダのジュニアドライバープログラムに参加しており、カーリンからレースに参戦して現在F2チャンピオンシップで3位につけている」とアルファタウリ・ホンダF1は述べた。

「角田はシリーズで少なくとも4位でフィニッシュする必要があり、F1スーパーライセンスの資格を得るためには残り4レースが残っている。今年の可能性であるFP1セッションで運転できるようにするために、裕毅はF1カーで300キロをカバーする必要がある。そのことを念頭に置いて、前週の日曜日に開催されるF1エミリア・ロマーニャGPの後、11月4日にイモラで2018年STR13をドライブする」

角田裕毅は、2020年の最終戦F1アブダビGP後に行われる若手ドライバーテストでアルファタウリ・ホンダの今季マシンをテストする予定となっている。

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