ウィリアムズF1代表「メルセデスPUでマクラーレンやアルピーヌより有利」

アストンマーティンがホンダへ移行したことで、メルセデスは2026年も引き続き最大のパワーユニット供給者となる。
ワークスのメルセデスに加え、マクラーレン、ウィリアムズ、そして自社PU計画を断念したアルピーヌがカスタマーとして名を連ねる構図だ。
ボウルズは、バルセロナで行われたシェイクダウンでメルセデスPU勢が合計1,136周を走破した点に触れつつ、その安定性と準備の完成度を高く評価した。
「メルセデスはこの分野で本当に強い。こうしたレギュレーション変更への対応が非常にうまく、すべてを一つにまとめ上げてくる。」とボウルズは述べた。
そのうえで、同じメルセデスPUを搭載する他チームとの違いについて、次のように説明している。
「アルピーヌにとっては、我々よりも学習曲線が急になる可能性が高い。我々は非常に長い期間、メルセデスと密接に組んできたし、彼らのギアボックスも使用している。ここはマクラーレンとの明確な違いだ。」
こうした背景から、ウィリアムズは単なるPU供給以上の“統合”という面で優位に立てるとボウルズは見ている。

「我々の状況には違いがあり、それがアドバンテージになる可能性がある。ただ言えるのは、マシン全体のまとまりは非常に良いということだ。統合はできているが、最終的にはバーレーンで高い走行距離を安定して重ねることで、それを証明する必要がある。」
なお、ウィリアムズは車両製作の遅れにより、バルセロナのシェイクダウンを欠場しており、実走データは存在しない。ただし、ボウルズはバーチャル・トラック・テスト(VTT)によって、計画していた作業はすべて消化できたと強調する。
「アルピーヌやマクラーレンがなぜ苦労したのかについて、コメントはできない。我々について言えるのは、VTTでやりたかった走行距離はすべてこなしたということだ。」
その目的は、単なる距離稼ぎではなかったという。
「我々はシステムに負荷をかけていた。冷却系を限界まで使い、最適化できているかを確認し、将来に向けてどのように変更できるかを理解するためだ。これは将来に向けた最適化作業だった。」
実走を欠いた不利はあるものの、長年にわたるメルセデスとの協業体制と、シミュレーションを活用した準備が、2026年F1シーズンでウィリアムズを他のカスターチームより一歩前に押し出す可能性がある。
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