ウィリアムズF1、日本GP含む3大会で使用する特別なガルフカラーを発表
ウィリアムズ・レーシングは、今年後半のシンガポールGP、日本GP、カタールGPでFW45に使用されるガルフオイルの特別カラーリングを公開した。このリバリーは、モナコGPの週末に開始されたファン投票によって選ばれた。

ガルフはマクラーレンのパートナーだった2021年にモナコで行った人目を引く新企画に熱心だったが、最終的な選択をウィリアムズのファンに委ね、異なるシリーズのレースで実施するというひねりを加えた。

ウィリアムズのマーケティング部門が作成した4つのオプションは『Heritage』『Contemporary』『Visionary』『Bolder than Bold』と呼ばれた。

最初のものは2021年のマクラーレンのカラーリングを彷彿とさせるもので、ガルフのスポーツにおける長い歴史と、フォードやポルシェとともにスポーツカーレースで活躍した伝説的な経歴を反映したものだった。他の3つは、いずれもガルフのテーマを現代的に解釈したものだった。

プロジェクト立ち上げの際、ウィリアムズ・レーシングのF1チーム代表であるジェームス・ボウルズは『Heritage』が最も気に入ったとの意向を示したが、最終的には3回のノックアウト・ラウンドで18万票以上の投票があり、ファンは『Heritage』よりも『Bolder than Bold』を選び、僅差で勝利した。

新しい外観は火曜日の夕方にロンドンでお披露目され、今週末のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでウィリアムズのショーカーでプレビューされた後、シンガポールとそれに続く2つのイベントでレースカーに適用される。

「このコンペティションは、ファンのみなさんが積極的に参加し、チームのビジュアル・アイデンティティを形成するための素晴らしい機会だった」とジェームス・ボウルズは語った。

「優勝したデザインは、ガルフとウィリアムズ・レーシングのパートナーシップのエッセンスを凝縮したもので、過去を振り返りつつ、未来を築いている。このカラーリングは、シーズン後半にトラックに登場するとき決定的な瞬間を作り出すだろう」

「ガルフ・インターナショナルのマイク・ジョーンズCEOは「ウィリアムズ・レーシングと協力し、このキャンペーンの中核にファンを据えることができたのは大きな喜びだ」と語った。

「物凄い反響があり、ファンなしには不可能だった。このコンペティションがさらに特別なものになった」

「ガルフとウィリアムズ・レーシングは、トラックの内外で明るい現代の未来というビジョンを共有しており、2023年に向けて他に何を用意しているかを共有することを楽しみにしている」
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カラーリングデザインチームを率いたウィリアムズのクリエイティブ責任者のエド・スコットは、この勝者はその大胆な名前を反映していると語った。

「Bolder than Boldは、型にはまらず、もう少し風変わりなことをするための口実だった」とエド・スコットは指摘した。

「缶に書いてある通りだ。とても大胆だ。ガルフのブランディングを典型的でない方法で使っている。概要はオープンだった。やりたいようにできたが、それでもガルフらしいデザインである必要があった」

「本当に大胆なことをしなければならなかったので、このデザインはとても楽しかった。エキサイティングなことをやりたかった」

「我々がそれに取り組んだ方法は、過去のコンセプトカラーからインスピレーションを得ることだった。ガルフストライプをシェブロンに分割し、それをカモ柄に取り入れた。そして、オレンジのソリッドなガルフカラーのラインとアングルでクルマを横切るように仕上げた」

迷彩柄をデザインに取り入れるのは一筋縄ではいかなかったとスコットは指摘した。

「F1マシンにカモフラージュを施せば、それだけでメガに見える!」

「しかし、カモフラージュは何かを隠してしまうし、多くのスポンサーを隠したくないから、その使い方には注意しなければならない」

「だからこれは、クルマの面積にあまり影響を与えることなく、クルマを引き立てるような形で実際に作るいいチャンスだ」

「すべての流れが気に入っていて、他のコンテンツにクロスオーバーするカラーリングも気に入っているので、本当にクールで他とは違うものだと思う。一見、かなりシンプルなような、そうでもないような感じもする」

「もちろん、そこ起こっていることを考えればシンプルではない。だが、クリーンなルック&フィールに仕上がっている」



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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / F1日本GP