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ウィリアムズの今シーズンのパフォーマンス不足が深刻だ。F1バーレーンGPの予選では、セルゲイ・シロトキンが18番手、ランス・ストロールが20番手。昨年、同じトラックで記録した最速タイムより実に1.3秒もダウンしている。

昨年、ウィリアムズはフェリペ・マッサがQ3進出を果たして1分30秒074で8番グリッドを獲得。だが、12ヶ月が経過し、マッサの後任として加入したセルゲイ・シロトキンは1分31秒414。実に1.3秒も遅くなっている。

フェリペ・マッサのタイムは、Q3で路面が進化してドライバーがタイムを改善させているコンディションで出されたものだが、そのような要因を除いても、今季のウィリアムズのパフォーマンスは深刻だ。

ウィリアムズの2018年F1マシン『FW41』はコンセプトを一新し、昨シーズンをトレンドを多く取り込んだマシンへと生まれ変わったが、核となる意図が感じられないまとまりに欠いたマシンとなっている。

さらに2年目のランス・ストロールとルーキーのセルゲイ・シロトキンという若手コンビを起用したこともマシン開発において不利な状況となっている。

ウィリアムズの最高責任者パディ・ロウは「多くの理由で今日は十分に速くなかった」と認める。

「いくつかは理解できているが、理解できていないものもある」

各チームは12ヵ月間で少なくとも0.6秒は改善を果たしている。ポールポジションを獲得したセバスチャン・ベッテルはコースレコードを0.811秒更新している。マクラーレンは昨年よりも1.842秒差の改善を果たしたがQ3進出を逃している。トロロッソ・ホンダは1.594秒の改善させ、ピエール・ガスリーがQ3進出を果たしている。

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング