ロバート・クビサ ウィリアムズF1 F1
ウィリアムズは、2018年のF1ドライバーの評価を続けており、F1復帰を目指すロバート・クビサとロシアから支援を受けるセルゲイ・シロトキンは、今週グローブのウィリアムズのファクトリーを訪れる。

先週のF1アブダビテストでウィリアムズのF1マシンを走らせたロバート・クビサとセルゲイ・シロトキンは、他の複数の候補者とともにフェリペ・マッサとして検討されている。

今週、二人はグローブにあるウィリアムズのファクトリーを訪れ、テストのレビューを行う。

ウィリアムズの広報担当は「ロバートはポストテストのレビューを行うために今週グローブを訪問することがあらかじめ計画されていました。セルゲイも同じことをすることになります」とし、テスト後に事前にアレンジされていた議論や計画されたフォローアップ作業であることから推測を行うべきではないと述べた。

ルノーの開発ドライバーであるセルゲイ・シロトキン(22歳)は、ロシアの億万長者ボリス・ローテンバーグから支援を受けており、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたテストでは力強いパフォーマンスを見せて信頼を高めた。

7日(木)に33歳の誕生日を迎えるロバート・クビサは、将来のF1チャンピオンと目されていたが、2011年のラリー事故で右腕を切断寸前の重傷を負い、F1キャリアは断たれることになった。

日曜日にAutosport Awardsに出席したロバート・クビサは、今年ここまで自分が成し遂げたことに驚いていると述べた。

「レースはしていないけど、今年は僕にとって素晴らしい一年だった」とロバート・クビサはコメント。

「達成したこと、自分の進歩は驚くべきものだった」

握手を求められた際に、事故の後遺症によって著しく細くねじれた右腕が目立ったロバート・クビサだが、アブダビテストの初日には2レース分相当の100周を走り込んだ。

詳細なデータは公表されていないが、ウィリアムズの技術責任者パディ・ロウは、ロバート・クビサが“素晴らしい仕事をした”と語っている。

しかし、BBC は、セルゲイ・シロトキンがトラックが遅い気温の高いコンディションと硬いタイヤで速さをみせたことでウィリアムズは結論には至っていないとしている。

「もちろん、F1マシンのドライビングは過去と同じではないけど、僕の制限は見た目よりもはるかに小さい。ドライビングの90%は昔と変わってない」とロバート・クビサはコメント。

「体力的には過去よりも良い状態だ。昔は怠け者だったけど、これからもっと厳しく追い込んでいかなければならない。年齢は助けにならないからね」

「大きな違いは脳だ。脳がいかに大きな可能性を秘めているか、様々な状況にいかに迅速に適応できるかは信じられないくらいだ」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / ロバート・クビサ / セルゲイ・シロトキン