ウィリアムズ ウルトラショートノーズ
ウィリアムズは、F1バーレーンGPで新型ノーズを投入した。

昨年、ウィリアムズは明らかな3番目に優秀なチームだった。だが、今年はここまで、ウィリアムズは、その地位をレッドブル、トロ・ロッソ、そして新参チームのハースと争っている。

状況を変えようとするアップデートのなかに、冬の間に開発され、F1バーレーン週末にフェリペ・マッサのマシンに搭載されたウルトラショートノーズがある。

新型ノーズは、これまでのノーズに比べてはるかにスリムで複雑であり、フロントにある楕円形の小さい吸気口が短い内部チャネルを通じて、空気をノーズの外縁にそらすようになっている。

これは、メルセデスや他のチームが使っているSダクトとは全く異なるアプローチであるが、Sダクトと同様にノーズコーンの下部セクションの気流を増強するのに役立つ。

またフロントウィングの内部垂直フェンスにスロットが新たに追加されている。

新型ノーズは、土曜午前にサキールに空輸された。フェリペ・マッサはフリー走行3回目でバランスを見つけるのに苦労したことを認めており、チームはこれを予選で使うかどうか、時間をかけて検討した。

結局、新型ノーズを使うことになり、フェリペ・マッサはタイムはやや短縮されたと述べが、予選では旧型ノーズを使ったチームメイトのバルテリ・ボッタスにわずかな差で負けている。

また、レースでは戦略ミスによって失敗し、バルテリ・ボッタスは1周目のルイス・ハミルトンとの衝突でドライブスルーペナルティを受けたため、新型ノーズのレースにおけるパフォーマンスは判断するのは難しかった。

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング