スージー・ヴォルフ
ウィリアムズ、女性ドライバーのスージー・ヴォルフと開発ドライバー契約を結んだことを発表した。

スコットランド出身のスージー・ヴォルフは、カートとジュニアシングルシーターを経て、DTMにステップアップ。ウイリアムズの株主トト・ヴォルフと結婚するまでスージー・ストッダートとしてレース活動をしてきたが、今季はスージー・ヴォルフとしてDTMでの7シーズン目を迎える。

スージー・ヴォルフは、ウィリアムズの技術開発に携わり、FW34のテストにも参加する。

フランク・ウィリアムズ
「スージーは、才能ある優秀なプロ意識の高いレーシングドライバーであり、世界で最も競争の激しいシリーズで戦っている。スージーは開発ドライバーとしてウィリアムズに加わり、その能力で我々のシミュレーターや他の技術的なチャレンジの開発をアシストする。また彼女は、今後数カ月のうちにFW34の空力テストやフルトラックテストも実施する。またスージは我々と一緒にいくつかのレースにも出席する。スージーはウィリアムのディレクターを務めるトト・ヴォルフの妻であり、彼女の起用は慎重な検討の結果、理事会の承認を得たものだ。このプロセスにトトは関わっていないことを付け加えたい」

スージー・ヴォルフ
「トラック内外の両方でこのような機会を与えてくれたフランク卿に感謝しています。またウィリアムズとの新たな経験をサポートしてくれたメルセデス・ベンツAMGとHWAにも感謝しなければなりません。F1はどんなレーシングドライバーにとっても究極のチャレンジであり、私がDTMでのレースで培ったスキルを生かし、改善させるチャンスを提供してくれると思います。そのお返に、異なる専門分野で得た技術的な洞察と経験をチームに提供し、チームとパートナーたちを結びつける役に立ちたいです。また、モータースポーツの最高レベルで女性が役割を果たせるのだということを証明したいです。教育や交通安全の分野における社会的責任のあるプログラムにおいてもチームと協力していきたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / スージー・ヴォルフ