中嶋一貴はリタイア(カナダGP)
ウィリアムズは、F1カナダGP決勝で、ニコ・ルズベスルが10位完走。中嶋一貴はリタイアに終わった。

一時は2位を走行していた中嶋一貴だが、ピットストップで後方集団に順位を落とし、終盤にジェンソン・バトンと接触。フロントウィングを損傷し、ピットに戻ろうとしたが、フロントウィングがマシンの下に入りこんでしまい、コーナーを曲がりきれずにピットウォールに突っ込んでしまった。

スタートをうまくきめたニコ・ロズベルグだが、セーフティカー導入後のピットレーンでライコネンに接触したハミルトンのマシンに衝突。レースには復帰でき、10位で完走したが、この事故が審議にかけられ、次戦フランスGPでは10グリッド降格のペナルティが決定した。

ニコ・ロズベルグ (10位)
「始まりは良くて、スタートはうまくいった。僕はアロンソをターン1で追い越して、彼から逃げていた。同時に前を行くマッサにもそれほど離されなかった。でも、そのあとピットレーンで事故があった。本当に不運だ。レースの後半、前に出る必要があったので、僕はベッテルをパスしようとした。でも、きれいなラインをはずれて、ワイドになってしまい、ヘイキ・コバライネンに抜かれてしまった。今は次のフランスでのレースに目を向けている。当然、良い結果を達成できると期待している」

中嶋一貴 (リタイア)
「コース上で事故があったけど、うまくいっていた。でも、ジェンソンを追いかけているとき、彼がヘアピンの真ん中でマーブルに乗ってトラクションを失ったようで、彼を避けることができなかった。僕はフロントウィングにダメージを負ってしまい、外れかかってしまった。ピットレーンに戻ったとき、フロントウィングが完全に外れて、シャシーの下に入ってしまい、コーナーを曲がることができなかった。それでレースが終わってしまった」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / 中嶋一貴