FIA 世界耐久選手権 トヨタ自動車 トヨタ・TS050 HYBRID フェルナンド・アロンソ
2018/2019シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)が開幕戦 スパ・フランコルシャン6時間レースの決勝が5日(土)にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われ、トヨタ・TS050 HYBRIDの8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)が優勝した。

ポールポジションからスタートしたトヨタ・TS050 HYBRIDの8号車は、セバスチャン・ブエミがスタートドライバーを担当。圧倒的な速さで終始レースをリードして、最後はフェルナンド・アロンソがチェッカーを受けた。

フェルナンド・アロンソにとってはWECデビュー戦での優勝。レースでの勝利はフェラーリ時代の2013年のF1スペインGP以来、スパでは国際F3000シリーズ以来、18年ぶりの勝利となった。

2位はトヨタ・TS050 HYBRIDの7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)。予選でトップタイムを記録したものの、燃料流量計が予選前に申告していたものと異なるシリアルナンバーの部品が使用されていたことが発覚。予選タイム抹消および1周遅れでのピットスタートとなったが、レース序盤からオーバーテイクを重ねて同一周回に持ち込み、最終的にはトップから1.44秒でチェッカー。トヨタが1-2フィニッシュを達成した。

3位表彰台はレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソンの1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ブルーノ・セナ)が続き、プライベーター勢が続いたが、その後、車両規定違反が発覚して失格処分に。姉妹車の3号車が3位に昇格した。

LMP2クラスはGドライブ・レーシングの7号車、GTE Proクラスはフォース・チップ・ガナッシ・チームUKの14号車、GTE Amクラスはアストンマーティン・レーシングの98号車が優勝した。

WEC 第1戦 スパ6時間 決勝 結果(LMP1クラス)

順位No.ドライバー名チーム/車種ベストタイム
17小林可夢偉
マイク・コンウェイ
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
 
28中嶋一貴
セバスチャン・ブエミ
フェルナンド・アロンソ
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID
1.444
31ニール・ジャニ
アンドレ・ロッテラー
ブルーノ・セナ
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
2 LAPS
43マティアス・ベシェ
トーマス・ローレン
グスタボ・メネゼス
レベリオン・レーシング/
レベリオンR13・ギブソン
41.250
64オリバー・ウェッブ
ドミニク・クライハマー
トム・ディルマン
バイコレス・レーシング・チーム/
エンソ・CLM P1/01・ニスモ
3 LAPS
611ヴィタリー・ペトロフ
ミカエル・アレシン
SMPレーシング/
BRエンジニアリングBR1・AER
1:54.128
3317ステファン・サラザン
イゴール・オルトツェフ
マテヴォス・イサアキャン
SMPレーシング/
BRエンジニアリングBR1・AER
26 LAPS