プジョー、2022年からハイブリッドハイパーカーでWEC復帰を発表
プジョーは、2022~23年シーズンのFIA世界耐久選手権にハイブリッドカイパーカーで参戦することを発表した。

プジョーは、耐久レースで長い実績を誇っており、ごく最近では、2009年のル・マン24時間レースで908 HDi FAPディーゼルで優勝を果たしている。プジョーは、2022〜2023年のシーズンからハイパーカーのWECの新しいトップカテゴリに参戦し、2020年にプログラムの詳細を明らかにするとしている。

フランス西部自動車クラブの代表を務めるピエール・フィロンは「本日の発表は2つの理由で刺激的だ。来シーズンのスタートから登場するハイパーカーカテゴリーの新しい競合他社の登場と、耐久レーシングのトップブランドの復活の両方を象徴している」とコメント。

「プジョーは耐久レースとル・マン24時間レースで歴史を築き、イベントに勝ってきたのは確かなことであり、特に観客に喜ばれる壮観なマシンを常に生産してきた。優勝した905と908を引き継ぐフランスのレーシングカーが待ち遠しい」

WECのCEOを務めるジェラール・ヌーブは「耐久レースに関わるすべての人にとって素晴らしいニュースだ。プジョーがアストンマーティンとトヨタと共に新しいハイパーカーのカテゴリーに登場することは、より多くのメーカーがトップレベルの耐久レースにコミットすることを奨励するだけだ」とコメント。

「我々は、プジョーのような偉大な成功の歴史を持つコンペティターとチームを迎えることができ、非常に幸せで光栄だ」

元F1ドライバーでフランス出身のジャン・エリック・ベルニュは「フランスのモータースポーツ、そして、PSAグループファミリーにとって素晴らしいニュースだ。プジョー・スポールが、2022/23シーズンのWECにハイパーカーでル・マン24時間に復帰する。この写真は単なるイラストだけど、とてもセクシーに見えるよね?」とInstagramで写真を掲載して語った。

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カテゴリー: F1 / WEC (FIA世界耐久選手権)