ロータス
F1は、新しい現実にゆっくりと適応している。

F1バーレーンGPで優勝したのはレッドブルだが、レッドブルの昨年までの優位性が終わったことは間違いない。

それだけでなく、ピレリタイヤの状況、チーム間のパフォーマンスが拮抗したことで、現実的に4〜5チームに2012年のタイトルを獲得する可能性があるといえる。

「僕たちには非常に良いマシンがある」とマーク・ウェバーはムジェロで述べた。

「でも、僕たちだけではない。それは明らかだ」

「一部のチームはかなりパフォーマンスがいいし、完全に自分たちの仕事ができなければ、酷い仕打ちを受けることになるだろう」

ドライで行われたムジェロテスト2日目は、ロータスのロマン・グロージャンがタイムシートのトップに立った。

「全てのレースとテストを見れば、ロータスがフィールドで最も一貫性のあるマシンだ」とマーク・ウェバーは Auto Motor und Sport にコメント。

ロマン・グロージャンと小林可夢偉は、ムジェロテスト2日目に同タイムを記録したが、小林可夢偉の方がやわらかいタイヤを履いていた。

メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、マーク・ウェバーが今年の勢力図を表現するために用いた“一貫性”という言葉をより定量化して述べた。

「開幕4戦は全てのチームにとって矛盾が多かった」

ロス・ブラウンは、ピレリタイヤを理解することが重要なチャレンジだと述べた。

「エキサイティングなチャレンジだ。中国でのようにうまくやれれば、素晴らしい結果を得られるのだからね」

「だが、通常のチャレンジにもう1層のチャレンジが加えられている」

「期間が経てば均等になる傾向にあるし、ベストなマシンもしくはベストなチームが示されるだろう。より頻繁にうまくやれるようになるからね」

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カテゴリー: F1 / マーク・ウェバー / ロータス