フォルクスワーゲン
フォルクスワーゲンの取締役は、2019年までWRCに参戦することを改めて承認した。

昨年、フォルクスワーゲン・グループの取締役は、フォルクスワーゲンが長期的にWRCに留まることに合意していたが、その後、排ガス規制逃れ問題が発覚。それ以降、主要な取締役が離脱しており、そのコミットメントは徐々に弱まっていた。

だが、先月後半、新取締役会は、WRCプログラムに何も変更はないことを確認していた。

フォルクスワーゲンのモータースポーツディレクターを務めるヨースト・カピートは「旧取締役会は2019年までプログラムを承認していた」とコメント。

「だが、11月に新しいメンバーが入った際、我々は今シーズンのプログラムを承認してもらった。彼らは『春になったら今後について話をする』と述べた」

「それで、我々あは2019年までのプログラムを取締役会に戻した。旧取締役会に承認されていたものだ、今回、新取締役会にも承認された」

「新しいものは何もないが、2019年までの将来が証明された」

フォルクスワーゲンの取締役メンバーであるジャーゲン・ストックマンは「WRCは我々のスポーツだ。我々は結果に関して短期間で驚きべきことを成し遂げた。チームが協力した際にどのようなことが可能かを示すと言う点で会社全体にとってモチベーションとなるものだ」とコメント。

「そのチームとしての焦点は我々にとって重大であり、それは我々をフォローする多くのスポーツファンへと広がっていく」

「我々の(WRC)Facebookページは750万以上の人々にリーチしている。我々が与えたバイエルン・ミュンヘンのページの2台だ」

「それは我々に非常に熱心な支持者を与え、イメージを作り出している。そのことを強く感じずにはいられない。我々はスポーツに留まる」

フォルクスワーゲンは、2013年にポロR WRCでプログラムを開始して以降、WRCを支配してきた。セバスチャン・オジャがタイトルを3連覇し、その間、42のラリーで37勝を挙げている。

フォルクスワーゲンのブランドの技術開発に関する責任を担う取締役のフランク・ウェルシは「我々は3度のチャンピオンであることを非常に好ましく思っており、すでに2017年にむけて次世代のクルマの研究をスタートしている」とコメント。

「継続することへのコミットメントがある。我々は少なくとも今後3年はラリーにコミットしている」

「我々が出会うと思っている新しい競争者に対して、現在と同じように成功を続けられることを願っている」

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カテゴリー: F1 / フォルクスワーゲン