ヴァージン・レーシング
ヴァージン・レーシングは、今シーズン後半に2010年マシンにブロウン・ディフューザーを導入するかもしれない。

以前、ヴァージン・レーシングは、Fダクトの開発にリソースを費やすことは否定している。

しかし、ドライバーのティモ・グロックは「(ブロウン)ディフューザーは可能性がある」と Auto Motor und Sport にコメント。

グロックによると、2011年からは禁止となるFダクトに取り組まないのは“財政的な問題”だと説明した。

「ほんの2〜3レースのためだけにそれをする価値はない」

レッドブルが先駆けたブロウン・ディフューザーは、トップチームがコピーしたのに続き、現在では小規模なチームのマシンにも搭載されている。

ウィリアムズは、シルバーストンで独自のブロウン・ディフューザーをデビューさせ、フォース・インディアもハンガリーGPの金曜フリー走行でテストするとしている。

「調査結果やデータを分析し、シーズン後半のプログラムにフィードバックさせるつもりだ」とフォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは述べている。

ブロウン・ディフューザーは、ドイツGPでフェラーリのペースを改善させたとみられており、マクラーレンもさらなる開発を進めている。

Auto Motor und Sport は、マクラーレンがフランスから特別な反熱素材の到着を待っていると報じた。

「我々がディフューザーの完全なポテンシャルを利用できるのはスパでだ」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは述べている。

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カテゴリー: F1 / ヴァージン