セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは、F1の“ハロー”頭部保護システムは、ドライバーの命を救うことがプライオリティなので、醜く見えても、そこは重要ではないと述べた。

セバスチャン・ベッテルは、4日(金)の朝にデバイスを装着したSF16-Hでインスタレーションラップを完了した。

ハロー・コンセプトについては意見が割れており、ルイス・ハミルトンは“F1史上で最悪”と表現したが、チームメイトのニコ・ロズベルグはそのコンセプトを支持している。

セバスチャン・ベッテルは「あまりルックスが良くないというのには同意するよ」とコメント。「F1で見慣れている写真ではないよね」

「でも、それは安全性を高め、命を救う助けになるなら、少なくとも2人のドライバーはまだいただろう。ヘンリー・サーティスとジャスティン・ウィルソン。もし、僕たちにこの種のシステムがあったらね」

「醜いかもしれないけど、二人の人間がもうこの世にいないことを正当化するものは何もない」

セバスチャン・ベッテルは、可視性についてはチームメイトのキミ・ライコネンと同じ意見を持っている。

「見なければならないものは見える」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

「美学面や視界についてはシステムを改善することができる。シミュレーターでもテストしたし、すぐにそれの進化版を目にすることができると思う」

ルイス・ハミルトンは、導入されるならば、システムが選択制になることを願っている。

「導入されるならば、使うか使わないかを選択できることを願っている。僕は使うつもりはないからね。僕のクルマにはお断りだよ!」とルイス・ハミルトンは笑う。

「クルマに乗るとき、ある種の危険がそこにあることはわかっているし、安全性は確かに非常に重要な問題だ」

「どれくらいリスクを冒すかについて決めなければならない。僕はむしろそれなしで走りたいね」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル