セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは、レッドブルでの最後の年となった2014年に自分の才能に疑いを抱いたことがあったという。

2014年、チームメイトのダニエル・リカルドが238ポイントを稼いだのに対して、セバスチャン・ベッテルは198ポイントの獲得にとどまり、ダニエル・リカルドの3勝に対して0勝に終わった。

セバスチャン・ベッテルは、シーズン中の10月にレッドブルからの離脱を明らかにし、フェラーリに移籍。今年は調子を取り戻し、ここまで3勝を挙げてドライバーズランキングでは2位につけている。

昨年、自分の力を疑ったことはなかったかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「まぁ、あったかな。そして、それを認めることを恥ずかしいとは思わない。誰でも一度は自分を疑うものだろう」

昨シーズンの不振により、セバスチャン・ベッテルはフェラーリに移籍すべき時が来たことを確信したと述べた。

「横柄だと思われたくはないけど、僕はすでにフェラーリとコンタクトを取っていた。パドックにいればお互いによく顔を合わせるからね」

「以前にも話をしたことがあったけど、その時はまだ時期ではなかった。それが去年、突然訪れた。そして、すべてを変えた」

セバスチャン・ベッテルがフェラーリと始めて話したのは、ステファノ・ドメニカリがチーム代表を務めていた頃だった。契約は後任のマルコ・マッティアッチと結び、その後、現在のチーム代表マウリツィオ・アリバベーネに代わっている。

「決まるまでの一連の流れを考えると、少し不思議な気がする」とセバスチャン・ベッテルは述べた。

「僕はずっとステファノとはいい関係だったし、マッティアッチとも最初からうまくいっていた。ルカ・ディ・モンテゼーモロとはあまり親しくなる時間がなかった。緒に仕事をすることはできできなかったからね」

「でも、今のマウリツィオとマルキオンネ氏(フェラーリ社長)になって、いい形ができてきているし、僕たちは正しい道を進んでいる」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ