マックス・フェルスタッペン F1カナダGP予選2番手に満足「正しい判断をした」

現世界チャンピオンであるレッドブルのフェルスタッペンは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた予選最終Q3の最初のアタックを終えた時点でトップに立っていた。その後、ピレリのミディアムタイヤを履いてファイナルラップに挑み、さらにタイムを更新した。
最終的には、ジョージ・ラッセルによる「圧巻のラップ」によってポールポジションを奪われ、フェルスタッペンは0.160秒差で2番手に甘んじたが、オスカー・ピアストリやランド・ノリスといったタイトルライバルたちの前には立った。
フェルスタッペンは予選後にこう語った。
「この週末はずっといい感じだった。マシンもいいウインドウに入っていたと思う」
「このサーキットはけっこうクールだよ。縁石の上を走ると、ちょっと大きなゴーカートみたいな感じがあるし、長いストレートやハードブレーキングゾーンもある」
「ストレートでの効率がすごく重要なんだけど、僕たちは全体的にそこは良いと思っている。だから、予選全体としては本当に満足している」
「マシンは今日もすごくよく機能していた。タイヤの選択はもちろん難しかったけど、僕たちは正しい判断をしたと思っている」

フェルスタッペンは、今週末のカナダで注目を集めていた。というのも、現在彼にはペナルティポイントが11点あり、累積12点で1戦出場停止という状況にあるからだ。前戦スペインGPでのラッセルとの接触が物議を醸し、今回の週末はその緊張感の中で臨んでいた。
フロントロウをラッセルと並んでスタートするにあたり、ターン1/2のレイアウトが2番手スタートのドライバーにとって有利に働く可能性について問われたフェルスタッペンは、次のように答えた。
「まあ、僕だったらいつだってP1を選ぶよ。少しでも前からスタートできるからね。でもまあ大丈夫だよ」
「明日どうなるか見てみよう。でも今日はフロントロウに並べたことに満足しているし、明日もしっかりしたレースができればと思っている」
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