マックス・フェルスタッペン 「マクラーレンF1の成功はロブ・マーシャルの力」

来週末のマイアミグランプリは、マクラーレンがチームをベンチマークとして知られるように押し上げたアップグレードパッケージを導入してから12ヶ月目となる。
それ以来、マクラーレンは2024年のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得し、今シーズンは5戦中4勝と、2冠達成に向けて順調に進んでいる。
マクラーレンのトップは、ロス・マーシャルが昨シーズン、技術部門のトップに就任して以来、チームの復活に貢献したことを称賛している。
レッドブル在籍時代から、ロブ・マーシャルは柔軟なウィングのエキスパートとして知られており、この話題はマクラーレンのライバルたちから不満の的となっていた。
マックス・フェルスタッペンは、マーシャルのマクラーレンへの移籍が、レッドブルを凌ぐペースメーカーとしての地位を確立したチームの好転と時期が一致したのは偶然ではないと断言している。
「ええ、彼は確かに違いを生み出している」とフェルスタッペンは語る。
「彼が加入してからは、それがはっきりとわかる」
一方、レッドブルは、フェルスタッペンが優勝した日本やサウジアラビアでの好調を台無しにする、気まぐれなマシンで不安定なスタートを切っている。
しかし、RB21の問題点を解決するための開発が進んでいる一方で、フェルスタッペンは、レッドブルの改善はライバルたちの動き次第であると警告している。
「現時点では、これほど大きな飛躍を遂げることは現実的ではないと思う」とフェルスタッペンは認める。
「でも、できるだけ多くのラップタイムを短縮しようとしている。どれだけ改善できるかは、現時点では難しいけど、他のチームも怠けてはいない」

レッドブルの苦境におけるフェルスタッペンの慰め
フェルスタッペンは、レッドブルが、RB20で前シーズンの序盤の支配的なスタートを狂わせたバランスの制限を克服しつつあることを慰めとしている。
「少なくとも、問題点が何であるかはわかった」とフェルスタッペンは続けた。
「昨年のモンツァまでは、どこを見ればいいのか、何を探せばいいのかがまったくわからなかった」
「今は少しは明確になったので、アップデートによってマシンのバランスを変えることができると期待している」
しかし、マックス・フェルスタッペンは、今シーズンで4連覇が途絶える可能性が高いことを十分に認識している。
「もちろん、ここは僕たちの目指す場所ではないけど、僕にできることは何もない。叫んだり怒ったりしても意味はない」とフェルスタッペンは肩をすくめた。
「もちろん5度目のタイトルは欲しいけど、残念ながら全部勝つことはできない」
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