マックス・フェルスタッペン F1バーレーンGP決勝「すべてがうまくいかなかった」
マックス・フェルスタッペンは、F1バーレーンGPに自身を襲った一連の問題を悔やむこととなった。フェルスタッペンは「すべてがうまくいかなかった」ことを考えると6位でレースを終えたことは上出来だったと認めた。

予選で苦戦した結果、7番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、日曜日のレースでも問題が続いたように見えた。レッドブルのライトシステムが最初のピットストップで故障し、ライトが赤のまま緑に切り替わらなかった。

世界チャンピオンのフェルスタッペンは、コース上でのポジションを失う中でブレーキに苦戦したと報告し、また、2回目のピットストップでは、右フロントタイヤの取り外しに手間取り、その結果、順位を下げてしまうというトリッキーな瞬間もあった。

レースが進むにつれポジションを挽回し、ピエール・ガスリーを追い抜いて6位を確保するなどポジティブな展開を見せたが、フェルスタッペンは、チームが現在経験している問題が57周のレースで浮き彫りになったことを認めた。

マックス・フェルスタッペン F1 バーレーンGPバーレーングランプリでは、フェルスタッペンは2回のピットストップで問題が発生した。

「基本的にすべてがうまくいかなかった!」とフェルスタッペンはレース後に認めた。

「スタートも悪かったし、クラッチを切ったときにホイールスピンが多すぎた。最初のスティントでも、予選と同じような問題が起こった。それに、前方のライバルたちと比べて、僕らはタイヤのオーバーヒートがひどすぎた」

「最初のピットストップでは、信号がうまく作動しなかったと思う。でも、もちろん信号を無視して走りたくはない。チームのプロトコルに従って、そこに留まりたい。そのため、僕もトラフィックに巻き込まれた。そして、ハードタイヤは残念ながらうまく機能せず、ソフトタイヤの時よりもさらに滑りまくった」

「その後、またピットインしたんだけど、さらにひどいピットストップになってしまい、最後尾になってしまった。 まあ、すべてを考慮すると、正直に言って6位でフィニッシュできたのは良かったと思う。 つまり、ピットストップがうまくいっても、あるいは他のタイヤを選んでも、現実的にはそれ以上の結果は望めなかったということだ」

「もちろん、望んでいた結果ではないが、それが我々のマシンとタイヤの挙動だ。このようなトラックでは、すべてがさらに際立つ」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシングフェルスタッペンは、レッドブルが現在のマシン問題により「厳しい」状況に直面していることを認めた。

タイヤのデグラデーションが問題となる週末にチームが苦戦を強いられる可能性について、現状がどれほどチームに打撃を与えているかという質問に対し、フェルスタッペンは次のように答えた。「ええ、本当に厳しい」

「現状を打破するために頑張らなければならないが、今は少し行き詰まっている。すぐに改善できることを願っている」

オスカー・ピアストリがサヒールで勝利を収めたことにより、マクラーレンのドライバーがドライバーズ選手権でフェルスタッペンを追い抜いて2位に浮上した。一方、ランド・ノリスは首位を維持している。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1バーレーンGP