マックス・フェルスタッペン レッドブルF1のチームメイト選定には「関与せず」
マックス・フェルスタッペンは、2024年F1シーズンにレッドブル・レーシングで誰とパートナーを組むかについての潜在的な意思決定プロセスには関与しないと述べた。

セルジオ・ペレスはレッドブルのセカンドシートで悲惨なキャンペーンに耐えており、残り3戦の時点でフェルスタッペンとの差は251ポイントに広がっている。

4月以来勝利のないペレスは、夏休み明けに表彰台に上ったのは1回のみで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に20ポイント差まで迫られている。

レッドブルのチームボスであるクリスチャン・ホーナーはペレスが来季も契約を維持すると主張しているものの、ダニエル・リカルドがその後任候補として噂されている。
今年からレッドブルにサードドライバーとして復帰し、現在はアルファタウリでドライブするリカルドは、先週末のメキシコGPでペレスを上回る7位入賞を果たした。

しかし、フェルスタッペンはペレスとリカルドのどちらをパートナーにしたいかという質問には距離を置いており、どちらでも満だと認めた。

木曜日、ブラジルで会見に出席したフェルスタッペンは「ダニエルとはチームメイトだったとき(2016~18年)も、もちろんそうでなかったときも、いつも素晴らしい関係を保ってきた」とコメント。

「でも同時に、チェコとも素晴らしい関係を築いている。今ここに座って誰をチームメイトにしたいかなどと言うのは少し不公平だと思う」

「彼らは素晴らしいチームメイトだし、僕は自分のパフォーマンスに非常に集中している。それに最終的にそういう決断を下すのは僕じゃない」

「だから、来年がチェコならば、それは素晴らしいことだ。彼とは素晴らしい仕事上の関係を築いてきたし、個人的にも素晴らしい男だと思う。もしダニエルだったら、僕たちはうまくやっていけるだろうし、楽しい時間を過ごせるはずだ」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

7月にニック・デ・フリースに代わってレッドブルの2軍に移ったリカルドは、角田裕毅とともに2024年のアルファタウリで働くことがすでに決定している。

リカルドは2018年に離れたレッドブルのシートに戻る意向を認めているが、現在の契約がファエンツァのチームとの関係だけであることを固辞している。

「明らかに、来年の私の契約に関するすべてのことはアルファタウリに関連している」とリカルドは語った。「だから、正直なところ、その限りではない」

リカルドのF1復帰は、8月下旬にザントフォールトで行われたプラクティスのクラッシュで左手の骨折を負い、わずか3回目の出走で一旦打ち切られることになった。

しかし、5戦の欠場を経た8度のレースウィナーであるリカルドは、メキシコGPでアルファタウリにとって今季最高の結果を残した。

「僕個人としては、メキシコのような週末を過ごすことは精神的にいいことだと思う」とリカルドは語った。「僕はまだここに来て日が浅いけど、2週間の間にコンストラクターズで10位に入り、(アルファロメオとハースの)2つ順位を上げたのは大きかった」

「だから、みんなの周りはとてもハッピーな雰囲気に包まれていると思う。だから、僕はそうしていることに満足しているし、今いる場所でチャージし続けようとしているんだ」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング