フェルスタッペン 「1周目にマクラーレンの攻撃をかわせたのは幸運だった」
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ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、オープニングラップからレースをリード。しかし、ターン1への進入でオスカー・ピアストリとランド・ノリスのマクラーレン勢の攻撃を受けた。
右側グリッドからスタートした2番手のピアストリは、1コーナー進入でイン側からフェルスタッペンに並びかける。一方、3番手グリッドのノリスはレッドブルのアウト側をうかがいながらターン1で先頭に立ったが、最終的にはターン2で跳ね返された。
フェルスタッペンは、1コーナーへの進入でマクラーレンの2台からのプレッシャーをどのように感じたかを説明した。
「右のミラーでオスカーが僕に少し飛びかかってくるのが見えたと同時に、左のミラーでランドが僕に本気で飛びかかってきたのが見えた」とフェルスタッペンは語った。
「僕はオスカーを塞ごうとしたけど、彼はまだそこにいた。そのとき、左側からランドがさらにスピードを上げてやってくるのが見えたんだ。彼は少し右に動いたから、僕は『これ以上右には行けない』と思った」
「だからまっすぐ進もうとした。幸運なことに、もちろん何も起こらなかった。全員がかなり近づいたけど、これがレースというもので、スタートではそういうものなんだ」
ノリスは後退する前に「実際には0.5秒ほどリードを保った」と語った。フェルスタッペンは次のコーナーのイン側でライバルよりも良いグリップを見つけた。
「ターン1、ターン2でも良い戦いができた」とフェルスタッペンは語った。「幸運でした。ターン2では外側を回ろうとするのではなく、通常のライン上にもう少しグリップがあったと思う」
スタートでチームメイトに先行されたピアストリは、無理に追い抜こうとせず、安全策をとってターン1に入った。
「今思えば、セナやプロストの真似をするのに完璧なポジションにいたのにね...」とピアストリはジョークを飛ばした。
「スタートはうまくいった。スタートの後半はスロットルペダルを踏み込みすぎてすぎてしまった。あの時点では、マックスの横に並ぶにはまだ距離が足りないとわかっていた。ランドがアウトから追い上げてくるのが見えたから、あの時点では3位に落ち着くのが一番安全な選択だったと思う」
このトリオは最終的に、オープニングラップでターン2を抜けた順番でレースを終えた。ノリスは勝者のフェルスタッペンに続き、チームメイトのピアストリが3位でキャリア初表彰台を獲得した。

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1日本GP