マックス・フェルスタッペン、5基目のエンジン投入で5グリッド降格 / F1イタリアGP
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1イタリアGPの決勝で5グリッド降格が確定した。

レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンのRB18に5基目のICE(内燃エンジン)を投入。これはシーズン割り当てに対する彼の2回目の超過であるため、10グリッドではなく 5グリッドのペナルティとなる。

これま、2回目のF1ワールドチャンピオン獲得に近づいているマックス・フェルスタッペンにとって、残りのシーズンで使用可能なコンポーネントのプールに別のエンジンを導入する低コストの方法だ。

ストレートでのレッドブル・レーシングのポテンシャルと、マックス・フェルスタッペンが10番グリッドと14番グリッドからそれぞれハンガリーとベルギーのグランプリを獲得したという事実は、彼がまだ週末を本命としてスタートすることを意味する。

特に、チームメイトのセルジオ・ペレスは少なくとも 10 グリッド降格のペナルティを受けており、ルイス・ハミルトン(メルセデス) とカルロス・サインツ(フェラーリ) のドライバーは、複数のエンジン コンポーネントを変更して後方グリッドのスタートとなる。カルロス・サインツはFP1の時点で15グリッド分のペナルティが確定していたが、さらに10グリッド分のパーツが変更され、ハミルトンとともに“バック・オブ・グリッド”となる。

角田裕毅も、 5回の戒告処分に達したことによる10ペナルティに加えて、コンポーネントの変更により、グリッド後方への降格ペナルティを受ける。一方、バルテリ ボッタスは、現時点では15ペナルティが確定している。

2022年 F1イタリアGP フリー走行2回目 結果・タイム
1.カルロス・サインツ(フェラーリ) - 1分21秒664
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分21秒897
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分21秒857
4.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分22秒338
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分22秒386
6.セルジオ・ペレス(レッドブル) - 1分22秒394
7.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分22秒503
8.エステバン・オコン(アルピーヌ) - 1分22秒728
9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) - 1分22秒752
10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分22秒835
11.ダニエル・リカルド(マクラーレン) - 1分22秒811
12.周冠宇(アルファロメオ) - 1分22秒938
13.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) - 1分22秒993
14.ピエール・ガスリー(アルファタウリ) - 1分23秒135
15.角田裕毅(アルファタウリ) - 1分23秒217
16.ケビン・マグヌッセン(ハース) - 1分23秒557
17.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) - 1分23秒731
18.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分23秒785
19.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) - 1分23秒982
20.ミック・シューマッハ(ハース) - 1分24秒586

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1イタリアGP