レッドブルF1のフェルスタッペン 「降格ペナルティは前日の夜から覚悟していた」 F1カタールGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、レース前夜にペナルティを科さられることは覚悟していたので、F1カタールGPでの5グリッド降格は「ショックでもサプライズでもなかった」と語る。

マックス・フェルスタッペンは、F1カタールGPの予選で2番手タイムを獲得。ポールポジションを獲得したライバルのルイス・ハミルトンに0.455秒の大差をつけられており、決勝での挽回が大命題だった。

しかし、マックス・フェルスタッペンは予選Q3の最後にダブルイエローフラッグ区間でベストタイムを更新したことで、レースの4時間前のスチュワードからの聴聞を受けることになった。

スチュワードは、マックス・フェルスタッペンがダブルイエローを尊重しなかったとして5グリッド降格ペナルティを科し、フェルスタッペンは7番グリッドに降格することになった。

だが、マックス・フェルスタッペンは、決勝で2位まで挽回。ファステストラップも記録し、ルイス・ハミルトンに6ポイントを失っただけでダメージを最小限に抑えた。

レース後のペナルティについて質問されたマックス・フェルスタッペンは、早ければ土曜日の夜にグリッド降格ペナルティが科せられることを予想していたと語った。

「気持ち的には、昨日の夜にすでにペナルティを受けることは分かっていたので、覚悟はできていた」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「結果を見ても、ショックを受けたり、驚いたりはしなかった」

「集中するだけだし、通常よりも数台多くのマシンをパスする必要があったけど、幸いなことに、1周目にすでにうまくいった」

マックス・フェルスタッペンは、オープニングラップでバルテリ・ボッタス、カルロス・サインツ、ランド・ノリスを追い抜くことができ、フェルナンド・アロンソをほぼ追い抜きかけていた。

5周目までに、マックス・フェルスタッペンは2番手に浮上し、ルイス・ハミルトンに4秒後方につけたが、ギャップを埋めるペースはなく、最後にファステストラップのボーナスポイントを確保するためにピットストップし、最終的に25秒遅れでフィニッシュした。

その結果、マックス・フェルスタッペンは、残り2レースでルイス・ハミルトンに対するチャンピオンシップのリードはわずか8ポイントとなった。

「今週末は彼らに匹敵するペースがなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「ついていくだけだったし、最後は問題なかった。ファステストラップをしたので、とても嬉しかった。最終的にエクストラで1ポイントを獲得できた」

「現時点ではすべてが重要だ。全体として、今週末は僕たちにとってベストではなかったと思うけど、まだ2レースあるし、まだ多くのことが起こる可能性があるので、どうなるか見ていくつもりだ」

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