ホンダF1:マックス・フェルスタッペン、F1イタリアGPでの戦略的エンジン交換は計画せず
マックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPでレッドブルとホンダF1がエンジンを交換してグリッド降格ペナルティを受けることは計画していないと語る。

レッドブル・ホンダは、夏休み前のレースにおけるメルセデスとの衝突によって2基目のパワーユニットを潰しており、すでに3基目のエンジン制限に到達しているため、どこかの時点でグリッド降格ペナルティを受ける可能性を把握しながら後半戦に突入した。

セルジオ・ペレスに関しては、予選Q1敗退で16番手となったF1オランダGPで、エンジンを交換して、グリッド降格ペナルティを消化しているが、マックス・フェルスタッペンはまだ実施していない。

レッドブル・ホンダは、まだマックス・フェルスタッペンのエンジン交換をどのグランプリにするかは決定していない。モンツァは比較的順位を上げやすいサーキットではあるが、予選前の時点では交換は計画していない。

「実際にはまだどこでペナルティを受けるかは決めていない」とマックス・フェルスタッペンはF1イタリアGPの記者会見で語った。

「このエンジンはまだ非常に新しいので、どうなるか見ていく。ここでそれを実施する計画ではないことは間違いない」

モンツァは、ストレートスピードが重要なサーキット。近年、モンツァではメルセデスが席巻しており、レッドブル・レーシングは2013年以降勝っていない。

今年は、それ以降で最も競争力のあるシーズンとなっており、レッドブルは概してメルセデスよりも速いマシンを持っている。

それにもかかわらず、マックス・フェルスタッペンは、モンツァでルイス・ハミルトンと互角で戦えるかどうかについて確信を持っていないと語る。

「確かに前の年と比較すればそうだけど、彼ら(メルセデス)と戦うのに十分であるかどうかは分からない」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

「でも、今週末は再びスプリント予選があるので非常に異なる。ここに来る前にしっかり宿題をこなすことができて、非常に競争力があることを願っている」

「でも、僕たちがどのあたりにいるかを言うのは少し難しい。ザントフォールトのようになるとは絶対に思わない」

今週、マックス・フェルスタッペンの元チームメイトであるアレクサンダー・アルボンは、2022年にウィリアムズでF1復帰することが発表された。

アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのレベルに近づくことができなかったが、それでもフェルスタッペンはアルボンを高く評価しており、スポーツに戻ってくることを喜んでいると語る。

「アレックスがF1に戻ってきてとてもうれしく思う」とマックス・フェルスタッペンは語る。

「彼は素晴らしい男であり、勤勉で、間違いなくF1のスポットに値する。彼にはたくさんの才能がある。彼が力強く戻ってきて、良い結果を示すと確信している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1イタリアGP