マックス・フェルスタッペン 「2週連続でのこのような形は信じられない」
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年F1ハンガリーGPの決勝を9位で終えた。
3番グリッドのマックス・フェルスタッペンは、素晴らしいスタートを決めて、ターン1で2番手に浮上。しかし、出遅れたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がランド・ノリス(マクラーレン)の後部に追突し、押し出されたノリスがフェルスタッペンに衝突する。
マックス・フェルスタッペンは大きなダメージを受け、ピットへ戻って修復作業を行うが、これによって順位を大きく落とす。その後、複数のマシンから落ちたデブリを清掃するため、レースは赤旗中断となる。
赤旗中断の時間を利用して、レッドブル・レーシングは懸命の修復作業を行うが、多くの空力パーツがなく、見た目にもダメージが残ることがはっきりと分かる状態でレース再開となった。
レースはスタンディングスタートで再開されましたが、路面が急速に乾いていたことから、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を除く全車がフォーメーションラップを終えるとピットへ向かい、ミディアムタイヤに交換。フェルスタッペンは11番手でコースに復帰する。
オーバーテイクが難しいコースの特性に加え、ダメージの残るマシンを駆るマックス・フェルスタッペンだったが、前を行くミック・シューマッハ(ハース)を交わしてポジションを上げる。
20周目、ルイス・ハミルトンのピットインに対応すべく、レッドブル・ホンダもマックス・フェルスタッペンをピットへ入れてハードタイヤに交換。しかし、ダメージの影響もあって先行を許してしまう。その後はポイント圏外から浮上できずに停滞する。
50周目に、フェルスタッペンはキミ・ライコネン(アルファロメオ)をオーバーテイクして11番手にポジションアップ。さらに、残り10周となったところで、ダニエル・リカルド(マクラーレン)も交わし、ポイント圏内に復帰して10位でフィニッシュした。
「今日のレースは自分たちのコントロール外だったし、2週連続でこのような形になるなんて信じられない」
「メカニックは僕がレースに戻れるように全力を尽くしてくれたけど、マシンにはクラッシュによるダメージが多くの残っていて、ダウンフォースを失ってオーバーステア、アンダーステアが各所で起こり、ドライブするのは非常に難しかったで」
「1ポイントしか獲得できなかったことは残念だが、一方でクラッシュしたのにレースを続けられたことはかなりの幸運だったので、ポイント獲得を果たせたことに驚いているけど、これが大切だ」
「ここからサマーブレイクに入るけど、プッシュし続けなければならない。僕らは決して諦めることなく、自分たちのレースに集中していく。とても不運な2レースだったけど、何かを失ったわけではなく、まだまだシーズンは続いていく」
「最後に、エステバンを祝福したいと思う。彼がとても喜んでいる姿を見られた。これから多くの勝利を挙げていくと思う」
レース後の裁定により2位に入ったセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が失格となったため、順位が繰り上がり、マックス・フェルスタッペンは9位となった。
ダメージを負ったマックス・フェルスタッペンのマシン / F1ハンガリーGP 決勝
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ハンガリーGP
3番グリッドのマックス・フェルスタッペンは、素晴らしいスタートを決めて、ターン1で2番手に浮上。しかし、出遅れたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がランド・ノリス(マクラーレン)の後部に追突し、押し出されたノリスがフェルスタッペンに衝突する。
マックス・フェルスタッペンは大きなダメージを受け、ピットへ戻って修復作業を行うが、これによって順位を大きく落とす。その後、複数のマシンから落ちたデブリを清掃するため、レースは赤旗中断となる。
赤旗中断の時間を利用して、レッドブル・レーシングは懸命の修復作業を行うが、多くの空力パーツがなく、見た目にもダメージが残ることがはっきりと分かる状態でレース再開となった。
レースはスタンディングスタートで再開されましたが、路面が急速に乾いていたことから、ルイス・ハミルトン(メルセデス)を除く全車がフォーメーションラップを終えるとピットへ向かい、ミディアムタイヤに交換。フェルスタッペンは11番手でコースに復帰する。
オーバーテイクが難しいコースの特性に加え、ダメージの残るマシンを駆るマックス・フェルスタッペンだったが、前を行くミック・シューマッハ(ハース)を交わしてポジションを上げる。
20周目、ルイス・ハミルトンのピットインに対応すべく、レッドブル・ホンダもマックス・フェルスタッペンをピットへ入れてハードタイヤに交換。しかし、ダメージの影響もあって先行を許してしまう。その後はポイント圏外から浮上できずに停滞する。
50周目に、フェルスタッペンはキミ・ライコネン(アルファロメオ)をオーバーテイクして11番手にポジションアップ。さらに、残り10周となったところで、ダニエル・リカルド(マクラーレン)も交わし、ポイント圏内に復帰して10位でフィニッシュした。
「今日のレースは自分たちのコントロール外だったし、2週連続でこのような形になるなんて信じられない」
「メカニックは僕がレースに戻れるように全力を尽くしてくれたけど、マシンにはクラッシュによるダメージが多くの残っていて、ダウンフォースを失ってオーバーステア、アンダーステアが各所で起こり、ドライブするのは非常に難しかったで」
「1ポイントしか獲得できなかったことは残念だが、一方でクラッシュしたのにレースを続けられたことはかなりの幸運だったので、ポイント獲得を果たせたことに驚いているけど、これが大切だ」
「ここからサマーブレイクに入るけど、プッシュし続けなければならない。僕らは決して諦めることなく、自分たちのレースに集中していく。とても不運な2レースだったけど、何かを失ったわけではなく、まだまだシーズンは続いていく」
「最後に、エステバンを祝福したいと思う。彼がとても喜んでいる姿を見られた。これから多くの勝利を挙げていくと思う」
レース後の裁定により2位に入ったセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が失格となったため、順位が繰り上がり、マックス・フェルスタッペンは9位となった。
ダメージを負ったマックス・フェルスタッペンのマシン / F1ハンガリーGP 決勝
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ハンガリーGP