レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン 「ペナルティポイント制は見直す必要がある」
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、ランド・ノリスがF1オーストリアGP後にレース出場禁止までペナルティポイントがあと2点に迫っている状況を疑問視しており、F1はスーパーライセンスシステムを見直す必要があると述べた。

ランド・ノリスは、ターン4でセルジオ・ペレスをコース外に追いやったとして2点のペナルティポイントを科せられ、累積で10点となった。ノリスにとって幸運なことに、F1イギリスGPに先立って、そのうちの2点は失効となる。

マックス・フェルスタッペンは、F1での最初の数年間はおなじみのポジションにあり、2015年のデビューイヤには8点、2017年と2018年シーズンは11点に達していた。

レッドブル・リンクでの圧勝の後、マックス・フェルスタッペンは、ランド・ノリスがレース禁止に近づいているのは「正しくない」と語った。

「それで、今日のようなインシデントが6回あって、その6回にペナルティポイントを科せられたとする。彼が今日したことなどは禁止に値するとは思わない」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「正しくないと思う。僕もその立場になったことがある。ある時点で9点だった・・・事の成り行きではあるけど、実際、ペナルティポイントを獲得して12点になるとしても、禁止する価値はない」

「2年前に僕自身それを調査する必要があると前に言っていたけどね。どうなるか見てみよう。」

F1アゼルバイジャンGPで赤旗中にピットレーンに入ることができなかったことで3点のペナルティポイントが科されたランド・ノリスは、システムを検討する必要があることに同意する。

ランド・ノリスは、ペナルティポイントは、危険であると見なされた場合、もしくは他のドライバーを危険にさらした場合にのみ付与されるべきであると考えている。

「僕の意見では、誰かが危険なことをしたり、誰かに危害を加えたり、すべきではないことをしたりしたとき、レースをして、常識を使わなければならないようなときに決定するべきだと思う」とランド・ノリスは付け加えた。

「バクで赤旗が出て入るべきときにピットインしなかったインシデントへの僕のアプローチのときも、僕は誰にも危害を加えなかった。実際、それは逆ですべてを安全に行った。なぜ、それがペナルティポイントに値するのか? なぜ、誰かがグラベルに出たことで僕にペナルティポイントを与える必要があるのか?」

「僕がしたことはまったく危険ではないし、その感じていない。コース上でのペナルティに値するケースもいくつかはあるかもしれない。レースという点で何か悪いことをしたり、ミスをしたりでね。純粋に危険なことをしてしまうこともある」

「実際にイエローフラッグをオーバーテイクするなどは、明らかに人々を危険に晒すルールだし、それでドライバーへのペナルティポイントが課せられて、それが積み重なってレース禁止になるならば理解できる。でも、今回のような小さなことでそうなるのは僕の意見では馬鹿げている。F1はそうあるべきではない。まあ、僕には分からないことだけどね。他の人々がこのような意見を支持してくれることを願っている」

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