F1:フェルスタッペンの祝勝“バーンアウト”に物言いをつけたFIAに非難の声
F1シュタイアーマルクGPでのマックス・フェルスタッペンの勝利の“バーンアウト”に物言いをつけたFIA(国際自動車連盟)を3人のF1パーソナリティが非難した。
2位のルイス・ハミルトンに30秒以上の差をつけて勝利したマックス・フェルスタッペンは、チェッカーフラッグ時に減速してピットウォール側に寄り、祝勝するスタッフにバーンアウトで応えた。
だが、F1レースディレクターのマイケル・マシは、そのような動きは“容認できない”として警告した。
元ブリヂストンのエンジニアを務めたキース・ファン・デル・グリントは「マックスは、視聴者が飢えているF1に命を吹き込んでいる」とオランダの放送局 RTLGP に語った
「彼のような人々はスポーツにとって最高の存在であり、FIAのような組織がそれを止めたいと思っているのは本当に悲しいことだ」
元レッドブルドライバーのロバート・ドーンボスも完全に同意する。
「マックスはチームメイトたちがフェンスにぶら下がっているのを見て、クールなバーンアウトを行った」とロバート・ドーンボスは Ziggo Sport に語った。
「なぜそれが批判されたのかよく分からない。彼はトラックの極端な側でそれをやっていたし、完全に安全だった。あのような勝利を祝うためにはそういったことが可能であるべきだと思わないか? 特にレッドブルが所有するトラックでの勝利だ」
最後に、F1レジェンドのゲルハルト・ベルガーは、実際にFIAはドライバーとファンがウォームダウンラップのお祝いを楽しむための“余地”を作るべきだと考えています。
「あれを見たとき、『誰もがこれについて話すだろう』と思ったよ」と元フェラーリとマクラーレンのF1ドライバーであるフェルハルト・ベルガーは ServusTV 語った。
「警告は適切だ。だが、全般的にMotoGPでやっているようなウォームダウンラップが一部のライダーによって実際のショーに変えるのを気に入っている」
「F1にもちょっとした楽しみの余地があっていいはずだ」
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