レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン 「2021年はシーズン序盤から強いことを期待」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2021年シーズンの開始時からすぐに全力で取り組むことができ、“より強く”なるために過去のミスから学ぶようチームに呼びかけた。

マックス・フェルスタッペンは、2020年の最終戦F1アブダビGPでシーズン初ポールポジションからメルセデスの2台を抑える圧倒的なパフォーマンスで2勝目を挙げてシーズンを締めくくった。

マックス・フェルスタッペンは、最終戦での勝利という結果はレッドブル・ホンダの全員にとって“良い後押し”だったと認め、2021年もその勢いを維持してメルセデスに挑戦できることを期待していると語る。

「正直なところ、ここに来るまでここでポールを獲得してレースに勝てるとは思っていなかった」とマックス・フェルスタッペンはF1アブダビGPのレース後に語った。

「シーズンの締めくくりとしては最高の方法だ。ここのチームの全員にとってだけでなく、ファクトリーにみんなにも良い後押しになると思う」

「もちろん、シーズン序盤にもう少しメルセデスを手こづらせるためには、もっと強くなければならないことを前の年から学んでほしいと思う」

レッドブルは、シーズンをスローにスタートして後半に強さを増すが、その時点でタイトル争いには遅すぎるという傾向を繰り返している。

2020年、レッドブル・ホンダは癖の強いRB16を理解すると言う点で励みになる進歩を遂げており、2021年に60%が引き継がるBスペック版の『RB16B』で根本的な問題を解決できることを期待している。また、レッドブルにエンジンを供給するホンダは、F1撤退前に完全に新しいパワーユニットの導入に取り組んでおり、パワー面でも後押しを期待できる。

「この結果だけに頼ることはできないし、僕たちは冬の間にもっと良く、もっと強くなるために一生懸命努力しなければならないことを分かっている」とフェルスタッペンは付け加えました。

「僕たちはまだマシンを大幅に改善する必要があることを分かっている。本当に取り組む必要のあるいくつかのエリアがあることを分かっているし、それはマシンだけでなく、パワー面もそうだ。もっと多くのパワーが必要だ」

「ここ数年から学べることを願っています。わざとそうしてきたわけではないけど、良いフィーリングで冬に入れているのは確かだ」

「最終戦で勝つことはチーム全体にとって常に素晴らしいことだと思う。特に、多くのレースが次々と続いた厳しいシーズンの後にはね。全員にとって大変だったけど、特にメカニック、また、かなりたくさんの新しいパーツをもたらすために製造してくれたファクトリーの人々にとっても大変だった」

「僕たちが自分たちのミスから学ぶことを願っている。今年の初めにも、僕たちはミスを犯したし、来年をスタートするためにもっと良いマシンを作れることを願っている」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1