マックス・フェルスタッペン、3位表彰台も「望んでいる位置はもっと上にある」 / レッドブル・ホンダF1 シュタイアーマルクGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第2戦 シュタイーマルクGPの決勝で3位表彰台を獲得。しかし、メルセデスと戦うにはまさ速さが足りないとし、「望んでいる位置はもっと上にある」と語った。

2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、首位を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)に食らいつきながらレースを進めると、24周目にメルセデス勢よりも早くピットイン。ミディアムタイヤに交換し、バルテリ・ボッタスの後方でレースに復帰し、逆転を阻むべくペースを上げる。

レースが終盤に差し掛かる頃、マックス・フェルスタッペンはフロントウイングにダメージを負う。後方から迫ってくるボッタスに一度はオーバーテイクを許すものの、ターン4で抜き返す見事なドライビングを披露。しかし、DRSを使って攻めてくるボッタスに対して、66周目でポジションを明け渡すこととなる。その後、フェルスタッペンは3番手を守りきり、今季初の表彰台フィニッシュを果たした。

「今日は表彰台獲得を果たすことができた。もちろん、また表彰台に上がれたことはよかったけど、優勝争いをするにはまだ速さが及ばないということでもある」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「今日は可能な限りプッシュし、ルイス(ハミルトン)についていこうと全力を振り絞ったが、叶いませんでした。まだ課題は多く、改善に向けてできる限り推し進めていかなければならない。みんながどれだけ懸命に取り組んでいるか、僕は分かっている」

「僕にとって、今日は、バルテリ(ボッタス)とのバトル以外、最高にエキサイティングなレースとは言えない。あのとき僕のタイヤはほぼ終わりかけていて、パスされるだろうとは思っていたけど、簡単には行かせまいとアウト側から抜き返した。後続との差は大きく、僕に失うものはなかったので、リスクもなかった」

「3位はいい結果あけど、望んだ位置はもっと上であり、毎週優勝争いをしたいと思っている。次のハンガリーは、僕らにとっていい展開になればと考えている。ストレートは少なく、チャンスは増えそうだし、今日よりも気温が上がりそうだ。チーム全員で少し休息を取り、次週に向けてリセットしていく」

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