マックス・フェルスタッペン 「F1は環境問題に過剰反応するべきではない」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに端を発した環境問題への配慮について、F1は“過剰反応”したり“悲劇のヒロイン”になるべきではないと語る。

ルイス・ハミルトンは、しばしば気候変動と環境のためにソーシャルメディアでキャンペーンを行っているが、先週、Instagramに投稿した“人々が全く環境を気に掛けていない”“全てを諦めてしまいた気分だ”という投稿は波紋を呼んだ。

F1メキシコGPでの木曜記者会見でもルイス・ハミルトンの発言に注目が集まり、マックス・フェルスタッペンにもF1のCO2排出量を改善する立場について質問があった。

「そうだね、僕は燃料が好きだよ。なんて言ってもいいのかな? 僕は電動のものは好きではない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「まぁ、家では小さな電動バイクを気に入っているけどね。でも、F1マシンには気に入っていない」

「環境が非常に重要であることをわかっているけど、F1も長い間存在しているわけだし、それについて過剰反応したり、悲劇のヒロインになるべきではないと思う」

「何とかやっていくしかない。好きじゃないなら、見るなという感じだね」

数人のF1ドライバーは、大量の貨物輸送やスタッフの移動、タイヤと燃料の使用が含まれるF1の特性上、環境問題を議論するのは難しいと考えている。

キミ。ライコネンは、F1にとって環境問題は“クレイジー”なテーマであり、F1が気候変動について本当に真剣に考えるならば、“みんな家にいてレースのことは忘れるべきだ”と語った。

「もちろん、地球に生きる全員に関わることだとは思う」とキミ・ライコネンはコメント。

「最終的に僕たちみんなが自分にできることをやろうとしている。でも、正直に言うと、それを大声で叫ぶには、僕たちはあまり最適な立場とは言えないかもしれない。僕たちはは燃料を燃やして1位や2位になろうと争っているんだからね」

「できる時はいつだって自分たちの役目を果たそうとするけど、それをやるべきだと主張するのにF1は最適な場所ではないかもしれない。本当にそれを目指すなら、僕たちはみんなレースのことなど忘れて家にいるべきかもしれない。特にレースの週末には、いろいろな意味でおかしなテーマだと思う」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1