F1 マックス・フェルスタッペン
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1エンジンが“1000馬力を突破している”と主張する元エンジンパートナーのルノーを皮肉った。

ホンダのF1エンジンで戦う今年、マックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPで初ポールポジションを獲得。F1での5シーズン目、93戦目にしてのポールポジションとなった。昨年までルノーのF1エンジンでは惜しいところまでいきつつも逃し続けてきた。

F1ハンガリーGPの前、ルノーのエンジン責任者を務めるレミ・タフィンは、ルノーの2019年型F1エンジンは1000馬力を達成しているときがあると語っていた。

「予選での特定のパフォーマンスピークでしかないがね。常にそのパフォーマンスを発揮することはできいない。レースでは950馬以上であり、960~970馬力のときもある」とレミ・タフィンは語っている。

だが、ルノーF1チームは、F1ハンガリーGPの予選でニコ・ヒュルケンベルグが11番手、ダニエル・リカルドは18番手に沈んだ。

この件について質問されたマックス・フェルスタッペンは「まあ、彼らが1000馬力があると主張しているなら、彼らのクルマは本当に悪いいんだね!」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「いずれにしろ、メディアで話すよりもコース上で示したほうがいいと思うよ」

メルセデスのエンジンについて質問されたルイス・ハミルトンは「僕たちの馬力がどれくらい類似しているかはわからない。とても近いとは思うけどね」とコメント。

バルテリ・ボッタスは「実際、昨日、チームに聞いていた。エンジンに少し問題があったからね。エンジンについて少し話をして、予選でどれくらい馬力があるか聞いてみたけど、エンジニアはわからないと言っていたよ。彼らは実際知らないし、誰も知らない」と語った。

マックス・フェルスタッペンは過去数戦でターボラグについて苦しんできたが「今週末は問題なかったし、すべてはとても良かった」とコメント。また、週末前、ルイス・ハミルトンはホンダのF1エンジンがメルセデスに匹敵していると語っていたが「いいや、特に予選ではまだ少し下回っていると思う。でも、確実に追いつていると思う」と語った。

メルセデスのF1パワーユニットには強力な予選モードが備わっており、特にQ3では大きくパワーを上げている。今年からホンダのF1パワーユニットにも予選モードに対応したが、その件についてマックス・フェルスタッペンは「そうだね。僕たちもそうしている。でも、おそらくそれほど強力ではないかもしれない」とコメント。

「フェラーリを見れば、彼らは本当にパワーを上げている。僕たちもパワーを上げているけど、そこまでアグレッシブではないかもしれない」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1